日新システムズ、スカイネットと提携 〜 家庭向け電力管理にクラウド活用

 京都本社の日新システムズは、カナダのスカイネット・クラウド・システムズ(Skkynet Cloud Systems)のデータ統合およびディスプレイ技術を採用した。

 グリーン・テクノロジー・ワールド誌によると、スカイネットは、コージェント・リアルタイム・システムズ(Cogent Real-Time Systems)から派生した企業で、リアルタイムのクラウド情報を提供している。

 今回の提携では、日新システムズが独自の家庭用エネルギー管理システム「エコネット・ライト(ECHONET Lite)」のサーバー開発ツールにコージェントの技術を活用するもの。

 その結果、エコネット・ライト対応のツールにプログラム機能やデータ統合、ウェブ基盤のHMIサポートが実現する。利用者はどんなパソコンにでもエコネット・ライト対応のツールを実装して家庭のエネルギー使用状況を制御できるようになる。

 「この種のツールはこれまでになかった。住宅所有者に即座に利点をもたらす画期的な技術革新だ」「同ソフトウェアを実装するだけで、エコネット・ライトに対応した家庭用エネルギー管理システムを利用できるようになる」と、日新システムズのソリューション事業担当執行役員である石倉利朗氏は述べた。

 ウィンドウズ系パソコンに搭載された家庭用エネルギー管理システムのサーバー開発ツールは、コージェントの「データハブ(DataHub)」を利用してデータを集積し、スマート・メーターに接続されたエアコンや温水器などを監視および制御する。

 住宅所有者は、コージェントの「ウェブビュー(WebView)」技術を使って、ドラッグ&ドロップの簡単操作でウェブ基盤のコントロール・パネルを構築できる。

 「日新システムズは、クラウド基盤のリアルタイム・データ統合の分野において先駆的な存在だ」「その家庭用エネルギー管理システムのサーバー開発ツールは、スカイネットのクラウド技術の用途として理想的だ」と、スカイネットのポール・トーマス社長は話す。

 スカイネットは2014年に入って、システム統合を手がける大阪のベルチャイルドとも提携した。その提携では、金融取引サポートをベルチャイルドが提供し、スカイネットがクラウドを介したリアルタイム・データ統合をサポートするソフトウェアを提供する。

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