労働許可書申請と同時に
ソーシャルセキュリティ番号を取得

文/ミチコ・ノーウィッキ(Text by Michiko Grace Nowicki)

米国帰化移民局(USCIS)とソーシャルセキュリティ管理局の間の新しい状況共有パートナーシップに基づいて、特定のカテゴリーに当てはまる外国人は、1通の申請書にて労働許可書とソーシャルセキュリティ番号を同時に申請することができるようになりました。改訂されたフォームI-765(労働許可申請)は次のウェブサイトから入手可能です。

ただし、申請フォームに記入する際には、そのフォームの有効期限を必ず確認しましょう。フォームの右上にいつ有効期限が切れるのか(Expires)が記載されています。これはフォームが改訂されることが頻繁にあるためです。有効期限が切れているフォームを使用すると移民局より新しいフォームにて再申請するよう要請が入る場合があります。

労働を許可するビザ(Eビザ、Lビザ等)を保有していない外国人がアメリカで合法的に働くには、USCISの労働許可書(EAD)とソーシャルセキュリティ番号の両方が必要となります。以前は、EADの申請にフォームI-765をUSCISへ提出し、それとは別に、ソーシャルセキュリティ番号を取得するために管轄の社会保障事務局にて追加の書類を提出する必要がありました。

しかし、EADの申請フォームI-765に追加の質問が含まれるようになり、EAD申請者が社会保障事務局を訪れることなく、ソーシャルセキュリティ番号を取得できるようになります。USCISはフォームI-765で収集された追加データを社会保障事務局へ送信し、ソーシャルセキュリティ番号申請の処理が行われます。USCISよりEADの許可を受けた者は、その後約2週間以内でソーシャルセキュリティカードを受け取ることができます。もしEADを受け取ってから2週間たってもソーシャルセキュリティ番号が郵送されて来なかった場合は、EADを持ってあなたの住まいの管轄の社会保障事務局を訪れて確認しましょう。

改訂されたフォームI-765に、ソーシャルセキュリティ番号を発行してもらいたいか、という質問がありますので、それに「はい(Yes)」と答え、申請者の両親のフルネームを記入する必要があります。もちろん「いいえ(No)」と答えた場合、EADが許可された後、管轄の社会保障事務局にてソーシャルセキュリティ番号の申請を行う必要があります。

EADは特定の期間、アメリカでの労働が許可されていることを証明するための文書です。ソーシャルセキュリティ番号は、労働者の給与を政府へ報告するために必要です。

※本コラムは顧客からの質問を一般的なケースに書き換えたものであり、読者への情報提供を目的としたものです。特定事例における法的アドバイスが必要な場合は、専門家に相談してください。

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ミチコ・ノーウィッキ (Michiko Nowicki)

ミチコ・ノーウィッキ (Michiko Nowicki)

ライタープロフィール

ウィリアム・S・リチャードソン・スクール・オブ・ロウ卒業。米国移民弁護士協会所属、米国弁護士協会所属、ハワイ州弁護士協会所属。日本居住歴19年。バイリンガル。

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