福田恵子 アメリカの学校

日本とはあらゆる面で異なるアメリカの学校の実態を、ロサンゼルス郊外、ビーチシティーの公立校(通称K-12)に、8年生の娘ニナを通わせる筆者が、保護者の視点からリポートする。

カテゴリー:アメリカの学校

  • 第51回 バス通学

     私たちが暮らす市には高校が1校しかない。以前は我が家からも歩ける距離の場所にもう1校あったようだが、廃校になってしまった。跡地はグラウンドと体育館が名残を留めるのみで、市...
  • 第50回 大学進学にはボランティア

    ニナが高校に入学して1カ月。私は彼女に「ボランティア活動のクラブに入って」とリクエストした。リクエストと言うか命令に近い。ニナと5歳違いの兄のノアもそのクラブに入っていたが...
  • 第49回 兄と妹のレジストレーション

     8月22日、ニナが秋から通うハイスクールのレジストレーションが終了した。レジストレーションはまず、自宅でのオンライン手続きから始まる。必要な情報を入力して最後の画面だけを...
  • 第48回 それぞれの進路

    9月、ニナは市内で唯一の公立高校レドンドユニオン・ハイスクールに進学する。アメリカでは高校までが義務教育なので、私立に行ったり、市外に越境したりしない限り、小学校から高校ま...
  • 第47回 卒業までのカウントダウン

     ニナは6月15日に無事に中学校を卒業した。卒業までは各種の行事が目白押し。5月23日は卒業式に先駆けた表彰式が放課後、中庭で開催された。表彰の対象となるのは皆勤賞、GPA...
  • 第46回 保健の授業の目的

     もうすぐ中学も卒業という時期の8年生の5月、ニナはヘルスの授業を受講し始めた。ヘルスは日本語で言う保健。体育の教師が教えるのだろうと思ったが、ニナに聞くとサイエンス(理科...
  • 第45回 勉強の手助け

     ノアが小学生の時、初めてのオープンハウスで驚いたことがある。児童の作ったとされる工作が、子どもの手によるものとは思えないほど高い完成度だったということだ。子どもの作品とい...
  • 第44回 キャリアデー

     ある時、ニナが学校へ行く車中でこんなことを言った。「私はイラストを描くのが好きだけど、憧れのアニメーターやイラストレーターになったとしても生活していくのは大変だと思う。自...
  • 第43回 PSATとGPA

     長男ノアが日本で暮らすことになり、1月から2月にかけて3週間、私も日本に滞在した。住民票の転入届けを出したり、健康保険に加入したり、銀行口座を開設したり、生活に必要な物を...
  • 第42回 エッセー

     エッセー、小学校では日本語で言う作文、中学以降では小論文のことだ。ニナの小学校時代の作文のプロジェクトで一番印象的だったのは、彼女が3年生の時のもの。各生徒がアメリカ史の...
  • 第41回 キャンパスの安全性

     12月頭に起こったサンバーナディーノのリージョナルセンターでの乱射事件。現地から私たちが住む地域までは自動車で1時間ほどの距離ということもあり、ニュースが飛び込んできた瞬...
  • 第40回 アフタースクールプログラム

     あくまでもガイドラインだが、アメリカでは13歳未満の子どもを家に一人で置いておくと、「育児放棄(チャイルドネグレクト)」と見なされる。  と言うわけで、働く親にとって切...
  • 第39回 クロッシングガード

     クロッシングガード…。日本では「緑のおばさん/おじさん」と呼ばれる横断歩道での交通整理係のこと。学校前の信号のない道路を子どもたちが無秩序に渡ろうとするのを仕切ってく...
  • 第38回 教師陣との対面

     ニナが中学の最終学年を迎え、待ちかねたバック・トゥ・スクールナイトがやって来た。各科目の教師が何を基準に生徒を評価するかを把握することは、保護者には重要だ。それと同時に、...
  • 第37回 中学最後のレジストレーション

     夏休みに何をしていたか思い出せないくらい、時は瞬く間に過ぎて、ついにレジストレーションの日を迎えた。ニナはこの秋から中学の最終学年、8年生になる。レジストレーションデーには学...
  • 第36回 ドレスコード

     子どもたちの夏休みが始まって、送迎ドライバーの私は朝ちょっとだけ寝坊できるようになった。この1年間は、ノアが0時限を取っていたので朝7時が授業開始時間。毎朝、私をイライラさせ...
  • 第35回 高校の卒業式

     やっとこの日が迎えられた。というのが親としての正直な気持ちだった。6月中旬の某日、ノアが4年間通ったレドンドユニオン高校の卒業式に家族で出掛けてきた。家族と言っても、親戚一同...
  • 第34回 ボランティアとアルバイト

     アメリカの学校では、保護者のボランティアなしには運営が不可能だということを以前にも書いた。寄付金集めや菜園の管理、イヤーブックの作成に、新学年登録の日の事務手続き、教育に関す...
  • 第33回 寄付金集め

     4月のある日、ニナの中学に迎えに行くと、ドライブウェイにながーいストレッチリムジンが停車していた。おかげで、迎えの車は大混雑。プロムでもあるまいし、一体誰がこんな時間帯にリム...
  • 第32回 個性的な教師たち

     ノアがもうすぐ義務教育を卒業するという節目に、過去の担任教師について思いを巡らせた。小学校1年時で最初の担任として登場したのが日系人のミセス・岩下。1年と2年の複式学級で、ノ...

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