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東北6市 ロサンゼルスで観光と物産をPR
文&写真/佐藤美玲(Text and photos by Mirei Sato)
- 2015年9月5日
青森、秋田、盛岡、山形、仙台、福島の東北6県の県庁所在地にあたる6市が連携して、8月中旬、観光名所や特産品などをPRするイベントをロサンゼルスで開いた。昨年に続いて2回目。
8月17日には、観光地サンタモニカのサードストリート・プロムナードで、東北の祭りを紹介した。
盛岡のさんさ踊り、仙台のすずめ踊り、秋田の竿燈、山形の花笠、青森ねぶたのはねとが登場し、祭りの背景を解説しながらパフォーマンスを見せた。通りかかった日本好きのアメリカ人や、遠足途中の子供たちを引き入れて、踊り方を教える場面もあった。
ロサンゼルス近郊トーランスの日系スーパー、ミツワ・マーケットプレイスでは、「Rising Tohoku東北復興応援フェア」と銘打って、8月20日から23日まで、各県の食品を販売した。
ミツワは、カメイ(本社・仙台市)の現地法人が運営する。
特設コーナーに、青森のリンゴをしぼったジュース、秋田の伝統料理きりたんぽ、仙台の黒毛和牛、気仙沼のまぐろ丼などが並び、買い物客が群がった。
ゆるキャラのねぶたん(青森市)、花形ベニちゃん(山形市)、むすび丸(仙台市)、ももりん(福島市)や、「おもてなし」を掲げるパフォーマンス集団「伊達武将隊」も駆けつけて、記念撮影に応じるなどして、フェアを盛り上げた。
また、ジェトロの支援で、東北の食材を使った調理デモンストレーションや、現地バイヤーとの商談会も行われた。
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