豚肉のソテー・イチジクの赤ワインソース
カブのソテー・バルサミコソース
文&写真/名波はるか(Text and photos by Haruka Nanami)
- 2015年10月26日
- 2015年11月5日号掲載
11月はサンクスギビングデーがありますね。そして、ボジョレーヌーボーの季節でもあります。そこで今回は、ワインと合いそうなレシピをご紹介。豚肉のソテーはドライイチジクを使った、ちょっとおしゃれな一品。赤ワインに漬けこんだイチジクは柔らかくなり、ソースに砂糖とは違った深みのある甘さをつけてくれます。しょうゆを加えるのが、イチジクソースのポイント。もちろん、赤ワインとの相性バッチリです。
今が旬のカブは、バルサミコソースでいつもとは違う味わいに。一晩寝かせると味が浸み込んで、さらにおいしくなります。葉や茎は捨ててしまう人も多いと思いますが、栄養価が根の部分よりも高いので捨てずに、今回のようにソテーにしたり、お肉と一緒に炒めたり、お味噌汁の具にしてみてください。
今日の主菜:豚肉のソテー・イチジクの赤ワインソース

Photo © Haruka Nanami
- 【材料】(4人分)
- 豚ロースかたまり肉15-17oz.
- マッシュルーム6個
- ニンニク1片
- オリーブオイル大さじ2
- 塩こしょう適量
- <イチジクソース>
ドライイチジク(なければプルーンでも)4個 - 赤ワイン7oz
- しょうゆ大さじ1.5
- はちみつ大さじ1.5
- イタリアンパセリ適量
【作り方】
❶豚かたまり肉は、1.5cmくらいの厚さにスライスして、30分冷蔵庫から出して、常温に戻し、塩をふっておく。マッシュルーム、ニンニクはみじん切りにする。イチジクは7mmくらいの粗めのみじん切りにし、ボウルにソース材料と一緒に入れて、15分ほどなじませる。
❷フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、弱火でニンニクを炒め、香りが立ってきたら、マッシュルームを炒め、軽く塩こしょうを加える。
❸一旦、マッシュルームを皿に移し、同じフライパンで、豚肉を焼く。両面、表面に焼き色がつくまでは強火で焼き、中火に落として、中まで火を入れる。一気に4枚は焼けないので、2枚ずつ。2枚焼き終えたら、オリーブオイル大さじ1を加えて、もう2枚同じように焼く。
❹フライパンに最初に焼いた豚肉2枚を戻し入れ、イチジクソースとマッシュルームを加え、強めの中火で煮詰める。赤ワインのアルコールを飛ばし、ソースを味見して、塩加減が足りなければ、塩こしょうを加える。皿に盛り付けて、イタリアンパセリを乗せる。
今日の副菜:カブのソテー・バルサミコソース

Photo © Haruka Nanami
- 【材料】(4人分)
- カブ(葉つきのもの)4個
- オリーブオイル大さじ1
- <バルサミコソース>
バルサミコ酢大さじ3 - しょうゆ小さじ1
- はちみつ小さじ1/2
- 塩少々
【作り方】
❶カブは茎・葉と根に分け、実は皮をむいて放射線状に8等分に切り分ける。茎・葉は熱湯でサッとゆで、水気を絞り3cmの長さに切る。
❷フライパンにオリーブオイルを入れ、根を弱めの中火で炒める。カブに焦げ目がついたら、バルサミコソース材料と茎・葉を入れ、炒め合わせる。
❸皿に盛り付ける。一晩寝かせても、味が浸み込んで美味しくなります。
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