熊本の被災者を支援、ドジャース前田投手が4月26日サイン会、ロバーツ監督らも

文/佐藤美玲(Text by Mirei Sato)

 大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースが、大地震に見舞われた日本とエクアドルのために、チャリティーのサイン会を行う。4月26日(火)、本拠地ドジャースタジアムで行われる対マイアミ・マーリンズ戦の試合前に行う。

チャリティーのサイン会を企画した前田健太投手 Photo credit: Los Angeles Dodgers/Jon SooHoo

チャリティーのサイン会を企画した前田健太投手
Photo credit: Los Angeles Dodgers/Jon SooHoo

 サイン会に参加するのは、今シーズンに日本から加わった前田健太投手、沖縄生まれのデーブ・ロバーツ監督、ヤズマ二・グランダル捕手(キューバ出身)、ヤシエル・プイグ外野手(キューバ出身)らだ。さらに、エクアドルのキト出身で、ドジャースの試合中継をスペイン語で担当しているJaime Jarrín氏も、サイン会に加わる。

 前田投手は、大阪出身。球団によると、前田投手が、エクアドル生まれのJarrín氏と一緒に、母国を励ますため、このチャリティーを企画したという。

 サインをもらいたいファンは、サイン1枚につき、10ドル以上の寄付をする。サインは、1人につき2枚までもらえる。集まった寄付金はすべて、赤十字に送られ、4月に起きた熊本地震とエクアドル地震の被災者のために使われるという。また、ドジャース球団としても、集まった金額と同額を寄付することにしている。

■日時:4月26日(火)4:40pm車両入場開始、5:10pm開場、5:30〜6:30pmサイン会。早めの入場を。
■場所:ドジャースタジアムの左翼フィールドプラザ(left-field plaza)
*サイン会のみの入場はできない。マーリンズ戦の試合のチケットをもっていることが条件。
■詳細:www.dodgers.com

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

佐藤美玲 (Mirei Sato)

佐藤美玲 (Mirei Sato)

ライタープロフィール

東京生まれ。子供の時に見たTVドラマ「Roots」に感化され、アメリカの黒人問題に対する興味を深める。日本女子大英文学科アメリカ研究卒業。朝日新聞記者を経て、1999年、大学院留学のため渡米。UCLAアメリカ黒人研究学部卒業・修士号。UMass-Amherst、UC-Berkeleyのアメリカ黒人研究学部・博士課程に在籍。黒人史と文化、メディアと人種の問題を研究。2007年からU.S. FrontLine誌編集記者。大統領選を含め、アメリカを深く広く取材する。

この著者への感想・コメントはこちらから

Name / お名前*

Email*

Comment / 本文

この著者の最新の記事

関連記事

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. こどもの進学の資金集め、老後の生活など、さまざまな理由で資産運用を始めたい人のために、アメ...
  2. パンデミックの終焉とともに、今年の春以降、各国間の交流が再開した。そして私は5月、日本の某学校法人...
  3. フロリダ、パームビーチで 石川啄木の短歌は胸に沁みる。「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの...
  4. イヌワシやハヤブサなど、絶滅の危機に瀕している生物も多数生息するダイナソール州立公園 アルバ...
  5. プロベート(検認手続き)とは 長くアメリカに住んでいる方にもあまりよく知られていませ...
  6. 2023年 ヘルスケアのトレンド コロナウイルス感染症による長いパンデミックを経て生...
  7. 突然のパートナーの海外赴任辞令・・・ 日本での職を離れ帯同したものの、アメリカでも働き続け...
  8. 2023年6月9日

    バトンを持って走る
    フラワードレス 昨年から今年初めにかけて、我々世代のオピニオンリーダーや、アイドル的存在だっ...
ページ上部へ戻る