日常英会話における「Supposed to」の使い方
- 2017年2月3日
“Supposed to”は会話でよく使われるフレーズの1つで、基本的に「〜をすることになっている」を意味します。但し、状況によりニュアンスが若干異なるので注意が必要です。今日のコラムでは3つのシチュエーションから”Supposed to”をどのように使用するのかを紹介します。
Supposed to
→「〜のはず/〜するはず/本来〜をするもの」
日常会話では”Supposed to”は最後の”d”を発音せずに言うことが一般的です。 [sah / pohs / to] のように発言します。
状況1:規則による「〜をするはず」
ルールや決め事、法律などにより「本当は〜をするはず」または「本当は〜をするはずではない」を表すときに使われます。例えば、法律上、車に乗っているときはシートベルトを着用しなければいけないが、シートベルトをしていない友達に”You are supposed to wear your seat belt(本当はシートベルトをしなくてはならない)”という具合に使われます。
・We are supposed to get 20 days of paid vacation a year.(1年に20日間の有給休暇が取れるはずです)
・You are not supposed to smoke here.(ここではタバコを吸ってはいけないはずです)
状況2:期待による「〜をするはず」
人と約束をしたり予定を立てた出来事に期待するときに使われます。例えば、友達と夕方に会う予定がある場合 “I’m supposed to meet him in the afternoon.”と表します。また、期待していたことや予定していたことが実際にそうでなかったり、起こらなかったりするニュアンスが含まれます。例えば、友達と夕方に会う予定だったけど、会わなかった場合は”I was supposed to meet him in the afternoon.”になります。
✔ “Be supposed to”を過去形で使う場合は、予期していたことが起こらなかった「〜をするはずだったのにしなかった」を表します。
✔ 過去形で使う場合は”was/were supposed to”の後に”but _____”がフォローすることがよくあります。「◯◯をするはずだったが〜をした」を意味します。
・I thought cats were supposed to be independent.(猫は独立心が強いと思っていたのですが)
・I was supposed to go Christmas shopping yesterday but I watched a movie instead.(昨日クリスマス・ショッピングにいくはずだったのですが、代わりに映画を見ました)
状況3:一般的に信じられている「〜するものである」
一般的に知られている情報に基づいての「〜らしい」を意味したり、習慣や性質により「本来〜するものである」を表します。例えば、英会話を勉強している人に「会話は本来楽しいものである」とアドバイスをする場合”Conversation is supposed to be fun.”と表します。
・Christmas is supposed to be spent with family.(クリスマスは本来家族と過ごすものであります)
・Learning a new language is supposed to be challenging.(外国語を習得するのはチャレンジさせられるものです)
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