Vol.004:アメリカ ビジネスライセンス/Business Licenseの取得方法

前回は、個人事業主(Sole Proprietorship)としてDBA(別名 FBN: Fictitious Business Names)を登録する際に参考になるような情報を書きました。

今回は、ビジネスライセンス/Business Licenseの取得方法について書きますが、
その前に。

アメリカでの会社設立形態は、厳密にはたくさんのパターンがあります。
カリフォルニア州の場合、大きく分けるとこんな感じの理解がわかりやすいかと思います。

1. Sole Proprietorship (個人事業主)
2. C-Corporation (比較的大きめの株式会社)
3. S-Corporation (比較的小さめの株式会社)
4. Partnership – General/ Limited / Limited Liability (パートナー)
5. LLC:Limited Liability Company (有限会社)

それぞれの形態のメリット・デメリットなど詳しい内容の説明は、
また次回頑張ってすることにして、、、上記のいずれの形態でビジネスを
始めるにしても、それとは別にCity(市)が管轄するビジネスライセンスを
別途取得する必要があるんです!はい、なんともややこしいですが。

会社の設立登記を連邦政府と州に対してした後に、
今度は所在地の市に対してビジネス登録するってことです。

実際に私が市役所に足を運び、ビジネスライセンス取得をした様子をレポート致します。
参考になれば嬉しいです。(2016年1月)

とりあえずビジネスライセンスが必要だと言うことで、検索。
会社の所在地であるRedondo Beach + Business License と。
でてきたのこれです。→http://www.redondo.org/depts/financial/business_licenses.asp

ぱっと見た感じ、書類にサインしてお金払うだけっぽい、、、、実際そうなんです!

おそらく想像よりも超簡単。
少なくとも僕はもっと面倒くさいものかと思ってました。
アプリケーションは、オンラインでダウンロードして手に入ると思います。
もしくは、各Cityの所定の場所に置いあるはずなので、直接行ってもOKと思います。

僕は、オンラインの書類を印刷して記入してから持って行きました。

Redondo Beach Civic Center

Civic Centerに入るとすぐにLicense関連のデスクが。

書類を提出して、
「どんなビジネスなのか?」「場所は?」など多少質問されてから、
しばらく待って、「じゃ、隣でお金払ってきて」 と。
お金払ってレシートもらって、

それで、さらっとBusiness License ゲットでした!

結局僕の場合は、$100 でした。毎年、更新時に支払うことになります。
(料金は各Cityやビジネスの種類によっても変わるので各自ご確認ください。
 ※業種によっては別のライセンスが必要になる場合もあります。)
 
なんだか、長くなってしまいましたが、
ビジネスライセンス取得方法の案内でした!参考になれば嬉しいです。

それでは皆さん、GOOD LUCK!!

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板倉光孝 (Mitsu Itakura ゼロハチロック:CEO)

板倉光孝 (Mitsu Itakura ゼロハチロック:CEO)

ライタープロフィール

カリフォルニア州レドンドビーチ在住。愛知県豊田市生まれ。21歳で渡米後、レストランでアルバイトをしながら、バンド活動とサーフィンに没頭。メディア運営に興味を持ち始め、ビジネスの世界へ。
全米最大級の日系オンラインメディア運営会社にて、広告販売を中心とした営業部の立ち上げ、新規エリア開拓、マーケティング戦略・イベント企画の立案、遂行など、営業/販売サイドの統括責任者として実績を残す。11年連続売上増に貢献した後退社。2016年1月、米国法人 Zero-Hachi Rock, Inc.を設立。ロサンゼルスを中心に、起業支援、日系企業のセールス/マーケティング支援、日本企業のアメリカ進出支援を主な事業として活躍中!

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