「I worry about」と「I’m worried about」の違い理解していますか?
- 2017年3月7日
「Worry」は「心配をする」を意味する動詞ですが、英語では能動態「I worry」と受動態「I’m worried about」と2通りの使い方があります。両方とも「〜のことを心配する」を意味しますが、若干ニュアンスの違いがあるので、それらを適切に使い分けするための簡単なルールを覚えましょう。
能動態で使う場合
1) I worry about
→「〜が(普段から)心配です」
普段から常に心配していることを表す場合は「I worry about」を使います。例えば、母親は自分の子供を常に心配しています。子供が元気でも、成績が良くても、全てが上手くいっていても心配しているでしょう。この場合「I worry about my kid」が使われます。文末に「all the time」を加える人もいます。「All the time」は「いつも」を意味する表現なので、「I worry about ◯◯ all the time」ようするに「◯◯をいつも心配する」になります。
✔ 「I worry about ◯◯」 → 「◯◯のことを(常に)心配している」
・I worry about the future all the time.(将来のことをいつも心配しています)
・I worry about everything.(私は心配性です)
受動態で使う場合
2) I’m worried about
→「〜が(今)心配です」
今、心配している具体的なことを表す場合は「I’m worried about」を使います。例えば、飼っているペットが病気になった時は「I’m worried about my cat」と言います。常にペットのことを心配しているのではなく、病気をしているから心配しているので「今、心配している具体的な事」になります。
✔ 「I’m worried about ◯◯」 → 「◯◯のことを(今)心配している」
・I went for my yearly checkup yesterday. I’m worried about the results.(昨日は年に1度の健康診断に行きました。結果が心配です)
・I’m worried about my presentation tomorrow.(明日のプレゼンが心配だな)
【ポイント】
基本的に日常会話では「今、具体的な心配」を表すことが多いので「I’m worried about」のほうがよく耳にするでしょう。
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