アメリカ人が大好きな「Love」の使い方
- 2017年3月24日
アメリカ人は”Love”という単語を「愛している」以外の場面でもよく使っていることはお気づきでしょうか?実は“Love”は、恋人に限らず、友達や家族、または物事に対しても使える非常に汎用性の高いワードなんです。今日はネイティブが“Love”を使ってよく言う表現をご紹介したいと思います。
1) I love you
→「(恋愛・親愛の)愛してる/大好き」
恋人や家族、仲の良い友達など親密な関係の人に対して「親愛の情」を示す感情表現です。恋人に対しては「愛している」になりますが、家族や友達に対しては「あなたは私にとって、とても大切な人だ」を意味し、恋人を「愛する」といった感情とは異なるニュアンスになります。男同士でも女同士でも、または異性間でも「I love you」を使うのはごく一般的です。
✔ 初対面の人に「I love you」を言うのは違和感があります。ポイントは、これまでに長い付き合いをしてきて親密な関係を持つ人に対して使います。
・I love you mom.(お母さん、大好きだよ。)
・Thanks for being honest. I love you guys.(率直な気持ちを伝えてくれてありがとう。本当の友達だな)
2) I’m in love with you
→「(恋愛の)愛してる/恋してる」
このフレーズは、恋人に対してのみに使われる「恋愛」の愛情表現です。「あなたに恋をしている」と、想いを寄せる人に告白する時によく使われ、恋の初期段階を表します。長いこと付き合っている恋人や夫婦は「I’m in love with you」ではなく「I love you」を使います。
✔ 友達や家族に対して使うと変な目で見られますので気をつけましょう。
✔ “Fall in love”もよく使われるフレーズで「恋に落ちる」を意味します。
・Are you in love with him?(彼のことを愛しているの?)
・I fell in love with her the moment I saw her.(彼女に会った瞬間、一目惚れしました。)
3) I love _____
→「◯◯が大好き/◯◯に夢中」
食べ物や音楽、車や場所など、ほぼ全てのことに対して「大好きだ」を表す日常表現です。アメリカ人の口癖といってもいい程、頻繁に使われる表現です。「I really like」や「I like _____ very much」の代わりに使われ、場合によっては「〜に夢中になっている」ことも表します。
✔ ここでも「I fell in love with _____」と表現することもでき、物事に対して「〜に心が奪われた」を意味をします。
・I love hamburgers. I can’t live without them.(ハンバーガーが大好きです。ないと生きていけません。)
・He fell in love with that car.(彼はその車に心を奪われました。)
4) I’d love to _____
→「◯◯したい」
“I want to”と似た意味で「〜を(が)したい」といった気持ちを伝えるときに使われます。”I want to”の気持ちをより強調した言い方です。その他、相手から誘いを受けた際、丁寧に断る言い方としても使われます。
✔ 相手の誘いを快く受け入れるときに使われるセットフレーズ:「I’d love to!(喜んで!)」
✔ 相手の誘いを丁寧に断るときに使われる決まり文句:「I’d love to but _____(そうしたいのは山々なのですが、〜)」
・I’d love to talk more but I’ve got to get going.(もう少し一緒にお話しをしたいのですが、そろそろ行かないといけません。)
・I’d love to go but I’m busy tomorrow.(行きたいのは山々なのですが、明日は忙しいです。)
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