「Why not」を使いこなそう
- 2018年4月2日
今日はネイティブがよく口にするフレーズ「Why not」について。アメリカ人とよく接触する機会のある方は、色々なシチュエーションでよく耳にするフレーズかと思います。今回は誰でも簡単に覚えられる3つの代表的な使い方をご紹介します。
1) 理由を聞き返す返事として
→「Why not?(なぜ〜しないの?)」
相手の発言に対して「何で〜しないの?」「何で〜がだめなの?」のように、理由を聞き返す時に使われます。例えば、友達が「コンサートへ行かない」って言った時に「Why not?(何で行かないの?)」という具合で使われます。
✔︎「Why _____?(何で◯◯をするの?)」の質問に対して「Why not?」と答えると「何で◯◯をしてはいけないの?」と、逆にやらない(やってはいけない)理由を聞き返すニュアンスになります。
B: Why not? It’s such a beautiful day.(何で[走りたくないの]?素晴らしい一日なのに。)
A: You shouldn’t travel alone.(一人旅しないほうがいいです。)
B: Why not? I heard it’s fun.(何で[してはいけないの]?楽しいって聞きましたよ。)
A: Why are you buying such an expensive bag?(何でそんな高価なカバン買うねん?)
B: Why not?(何がアカンねん!?)
2) 人からの提案や誘いに賛同・同意・賛成する
→「(Sure,) why not?(是非・もちろん)」
誘いや提案、依頼や申し出などに対し、「もちろん」「是非」「いいよ」のように前向きでポジティブな返事(相づち)として使われます。例えば、友達に「Do you want to go Karaoke tonight?(今夜カラオケに行きませんか?」と誘われた場合「Sure, why not?(いいね、行こうよっ!)」のような感じで使われます。ここで使われる「Why not?」を直訳すると「◯◯をしない理由ない」となることから、「カラオケに行かない理由が見当たらない」といった意味として捉えられます。
✔︎一般的に「Sure, Why not?」の組み合わせがよく使われます。
✔︎相手の意見や考えに対して「そうだね」と同意する場合でも使われます。
B: Sure, why not? Where do you want to hike?(是非とも!どこへ行きますか?)
A: Would you like another beer?(ビールもう一杯いかがですか?)
B: Sure, why not?(もちろんです。)
A: I really think our company should allow us to wear casual clothes.(カジュアルな服装での出勤を許すべきだと思います。)
B: Yeah, why not? We don’t deal with customers.(そうですね。接客しているわけでもないですしね。)
3) 自分の意見や考えを提案する
→「Why not _____?(〜したらどうですか?)」
「Why not」は、人に提案やアドバイスをする際に「Why don’t you _____?」の代わりの言い方としての役割も成します。例えば、スカイプの英会話レッスンをやろうか迷っている友達に「とりあえず、やってみたら?」と提案をするときは「Why not give it a try?」となります。
✔︎「Why not」の後には「動詞」がフォロー。
B: Why not take my car? I don’t need it today anyway.(私の車を乗ったら?どうせ今日は使わないし。)
A: Why not study abroad?(海外留学したらどうですか?)
B: I really want to but I don’t have the money right now.(本当はそうしたいのですが、今はお金がなくて。)
A: I can’t stand my job!(今の仕事は耐えられない!)
B: Why not change jobs? You’ve been complaining about it for the last few months.(転職したら?ここ数ヶ月間ずっと仕事の不満を言っているよ。)
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