バリエーションを増やそう!頻度を表す口語表現
- 2018年11月27日
英語で頻度を表す際、「Always」や「Sometimes」、「Never」など、一語で通じる言葉ばかり使っていませんか?もちろんそれでも全然OKなのですが、ネイティブは日常会話の中でそれらの表現以外にも、フレーズを使ってより微妙な頻度の差を表したり強調したりします。よりネイティブのようなナチュラルな会話を身に着けるには、これからご紹介するフレーズを知っておくととても役立ちますよ。
1) Hardly ever
→「滅多に〜しない」
Hardly everは「めったに〜しない」や「ほとんど〜ない」を意味します。Rarelyより頻度が少なく、ほぼ0%に近い状態を表します。ちなみ、hardlyだけで「めったに〜ない」を表しますが、頻度の少なさをより強調したいときにeverを加えましょう。
✔︎その他、「Once in a blue moon」も「滅多に〜しない」を表す口語表現。
・I’ve been so busy with work that I hardly get a chance to take a vacation.(仕事があまりにも忙しくて休暇を取る時間がほとんどないよ。)
・I see Johnny once in a blue moon. I don’t even know where he lives now.(ジョニーとは滅多に会わないな。彼が今どこに住んでるのかも知らないよ。)
2) Every now and then
→「時々」
この表現は時々何かをしたり、何かが起こったりすることを表します。意味と使い方はSometimesと同じですが、より口語的な表現です。一般的に文頭、または文末で使われます。
✔︎その他、From time to timeも「時々」を表す口語表現。
・I eat ice cream every now and then. I get a sudden crave.(時々、アイスクリームを食べるよ。突然無性に食べたくなるんだよね。)
・I usually eat out for lunch but I pack my own lunch from time to time.(普段、ランチは外食しますが、時々自分でお弁当も作りますよ。)
3) More often than not
→「普段は/大抵」
この表現を直訳すると、「〜をしばしば(よく)やらないよりはやる」になり、普段していることや大抵起こる出来事を表すフレーズです。意味と使い方はUsuallyと同じですが、より口語的な響きがあります。文頭または文末で使われる傾向があります。
✔︎Typicallyも同じ意味を持ち、日常会話でよく使われる。
・More often than not, he shows up about 10 minutes late.(彼は大抵10分くらい遅れます)
・I typically study English on my commute.(私は普段、通勤中に英語の勉強をします)
4) Almost always
→「ほぼ必ず」
この表現を直訳すると「ほとんどいつも〜する」になり、「ほぼ必ず」や「ほとんどの場合」を表すインフォーマルでカジュアルな言い方です。Always(いつも)より頻度が若干低いですが、Usually(普段)よりも頻度が高い状況で使われます。
✔︎その他、Nine times out of tenと言う表現もあり、日本語の十中八九に相当する。
・I almost always floss my teeth before I go to bed.(寝る前はほぼ必ず歯をフロスします。)
・Nine times out of ten, my wife is right.(大抵の場合、妻が正しいです)
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