感染源はロメインレタス – アメリカ25州でO157の集団感染が拡大
- 2018年5月7日
4月からアメリカ各地でO-157(腸管出血性大腸菌)の集団感染が発生しているとCDC(厚生省疾病対策センター)が公表している。現在までに121人を超える人が症状を訴え、52名が入院、カリフォルニア州では1名が死亡したと報告があり現在も拡大している。
FDA(アメリカ食品医薬品局)の調査によると、アリゾナ州ユマ産のロメインレタスが感染源と限定し、消費者に注意を呼びかけている。ロメインレタスはシーザーサラダとしてよく使用される。
現時点では、原産地が確認できないロメインレタスは食べないように指導が行われている。
今回の野菜からの感染だけでなく毎年アメリカ各地でO157の集団感染のニュースが出るが、予防するには次のような点に注意するようアドバイスしている。
■冷蔵庫の中を綺麗に掃除する
■食物を触った後は石鹸で約20秒くらい使って、手をよく洗う
■調理をしたキッチンやまな板を使用後に綺麗に洗う
汚染された食物を食べた後に症状が出て感染が疑われる場合は直ぐにかかりつけのドクターに診てもらいアドバイスをもらうようにするのがよい。
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