「I’m tired」の言い回しにバリエーションを
- 2018年5月8日
皆さんは「疲れる」の英語というと、恐らく真っ先に頭に浮かぶフレーズが「I’m tired」でしょう。しかし、ネイティブの日常会話では「I’m tired」以外にも、様々な言い方で表現されているのが現実です。今日のコラムでは、そんな数ある「疲れる」の英語フレーズのなかから、ネイティブがよく口にする代表的なフレーズ4つをご紹介します。
1) I’m beat
→「くたびれた」
慌ただしい1日で疲れた時や運動をして疲れた時など、様々な状況で使われるフレーズです。カジュアルでインフォーマル、且つ口語的な表現として、「I’m tired」や「I’m exhausted」の代わりによく使われます。
・That was an intense work out! I’m beat!(かなりハードな運動でしたね。疲れました。)
・I’m so beat. I’m going to bed early tonight.(ほんま疲れたわ。今日ははよ寝よ。)
2) I’m worn out
→「くたくたに疲れた」
この表現は本来、洋服や靴などを使い古すことを意味しますが、エネルギーや体力を完全に使い果たして元気がない状態を表す際にも使われます。上記の「I’m beat」よりも疲れているニュアンスが強く、体力的な疲れと、精神的な疲れの両方の状況で使うことができます。
・He looks worn out. He has bags under his eyes.(彼、かなりまいってそう・・・目の下にくまができてる。)
・Make sure you take breaks. You’re going to wear yourself out.(ちゃんと休憩せな、後でへばんで〜。)
3) I’m drained (out)
→「疲れ切った」
“Drain”は容器の中の液体を空になるまで流し出す意味があることから、自分のエネルギーを全て使い切った疲れを表す場合にも用いられます。何かに自分のエネルギーが吸い取られるような意味合いになります。
✔︎どちらかというと精神的な疲れの場合に使われる傾向がある。
・Dealing with this customer is emotionally draining.(このお客さんの対応は精神的に疲れます。)
・I am physically and mentally drained.(体力的にも精神的にも疲れ切ってます。)
4) I’m burned out
→「疲れ果てた・燃え尽きる」
仕事がハードすぎて肉体的にも精神的にも疲れ果てた状態を表すフレーズで、日本語で疲れ果てたことを「燃え尽きる」と表現するのと同様の使い方になります。
✔︎“Burn”の過去形は“Burned”と“Burnt”両方が使える。
・If you keep working like that, you’re going to eventually burn yourself out.(そんふうに仕事をしていたら、そのうち燃え尽きちゃうよ。)
・Even people who love their job will burn out if they work too much.(好きな仕事をしてる人かて、働き過ぎたら疲れ切ってまうで。)
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします