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Howdy Y’all !!!
- 2020年11月24日
いろいろと問題の多かった大統領選挙も終わり、バイデン氏勝利となりました。選挙結果が発表された後もトランプ陣営が裁判で結果を出すと言い続ける等、すっきりしない感が拭い切れませんでした。バイデン氏が政権移行チームを発表し、トランプ氏が政権移行手続きを容認したことでようやく次の段階に進んで行きそうです。
バイデン氏の新型コロナウィルス対策チームはロックダウンによって感染流行を抑えられると発表していますし、全米で2番目に感染者が100万人を超えたロサンゼルスを含む南カリフォルニアは夜間外出禁止令を発行しました。
残念なことに、最初にコロナ感染者が累計100万人を超えたのはテキサス州です。気温が低くなってきたからなのかハロウィーンで集まってパーティをしたのか、11月になってぐっと感染者が増えました。各学校でもIn-personで授業を受けている生徒たちやスタッフ、Online授業の生徒たちにも少しずつですが感染者は増えていて、小学校でも感染者が出ています。このままだといつロックダウンとなってもおかしくないと思います。人々のコロナに対する脅威が低くなりつつあるのかもしれませんが、コロナ感染は収束していません。人々は第2波の感染だと思っているようですが、アメリカはそもそも第1波から抜け出せていないように思います。
11月はサンクスギビングがありますが、“サンクスギビングホリデーで州外へ移動することは避けるように”という勧告も出ています。“サンクスギビングで集まる人数は6人以下、家族を中心にする”ともなっています。この状態ではケータリングやレストランは経営状況が圧迫されること必須ですし、ターキーの需要そのものも落ち込むと思われます。新聞やインターネットにも“2020年のターキーは小振りな物が人気”となっていました。チャイニーズレストランも売り上げが落ちているのを挽回する策として、“北京ダックでサンクスギビングディナー”と店頭・FBやスーパーマーケットに張り紙がしてありました。
不思議なことに不動産マーケットは非常に好調です。賃貸マーケットの回転も速く、人気のあるエリアですとMLSに物件が出てすぐにテナントが決まっているケースも多く見受けられます。物件の売買状況も好調で、同じサブディビジョンで3軒売り物件が出たところ、どの物件にもすぐにオファーが入り、翌月には売却完了していました。売買に関してはCOVID-19の影響でローンの金利が低くなったことが起因していると思われます。今までは4.5%や5%だったローン金利が現在は2.2%とまで下がっています。ここまでローン金利が下がっているのであれば、ローンを組んで物件を購入しても投資物件とすることが可能です。ご興味のある方はぜひご連絡ください。
最後になりますが、最近朝晩の通勤時間以外にも車の通行量がかなり増えてきています。私自身は管理物件やオフィスに行くことがあり、いろいろな時間帯に高速道路を走るのですが、どの時間帯でも車が多いです。以前に比べると明らかに交通量が増えていると感じます。相変わらずトンデモナイスピード(制限速度70マイルを90~95マイルくらい)で飛ばしてくる車がいます。交通量が増えているにも関わらず無謀に飛ばしてくる車が後を絶たないため、ラッシュアワー以外にも事故渋滞が目立ちます。皆さんも外出する際はお気を付けください。コロナだけでなく、事故で亡くなっている方の数も増加しています。
ちなみに私が冒頭で「Howdy Y’all!!!」と書いたのは、テキサン(テキサス地元民)が言う「Hello, Everybody!」もしくは「How do you do? Everybody?」のテキサス訛りです。「Y’ALL Come Back」と最後に言うことも多いのですが、こちらは皆さん、ぜひテキサスに帰って来てくださいねという意味です。
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