会話で「怪しい」や「胡散臭い」を自然に表現するなら
- 2018年5月15日
日本語の「怪しい」や「胡散臭い」を意味する英表現はたくさんありますが、今回は中でもネイティブの日常会話、即ち話し言葉としてよく用いられる言い方をご紹介します。学校の教科書などでは紹介されていない言い方かもしれませんが、ネイティブの会話では頻繁に耳にする表現なので覚えておきましょう!
1) Shady
→「怪しい / いんちきな」
“Shady”は“Shade(影)”から派生した表現で、何か影があるような怪しさを意味します。卑怯なことをして人を騙すようなモラルのない人間、企業の不正な取引、またはいかがわしい商売をしている会社などに対してよく用いられます。
・Don’t ever trust him. He’s a shady guy.(彼を絶対に信じないようにね。いんちきな野郎だからさ。)
・He’s been acting shady lately.(最近、彼の行動が怪しいねんな。)
2) Sketchy
→「怪しい / 不審な」
“Sketchy”も「怪しい」を意味する口語的な表現ですが、一般的には怪しげで危険な雰囲気を感じるような場所や人物を表す場合に用いられます。例えば新宿の歌舞伎町は、日本人でなくても何だか怪しい雰囲気が漂っていることがわかりますが、そんな時にピッタリの表現です。
・You should stay away from there. It’s a sketchy neighborhood.(あそこには行かないほうがいいよ。かなり怪しい地域だからね。)
・There’s a sketchy looking guy outside my apartment.(うちのアパートの外に変な奴がおんねん。)
3) Fishy
→「怪しい / 胡散臭い」
このフレーズを直訳すると「魚臭い」になりますが、人や物事が怪しいと思ったとき、または胡散臭いと感じる時に使われる表現です。購入した商品が何だか腑に落ちなかったり、取引に疑念を抱いたとき、または調子のいいことばかり言って胡散臭いと思ったときなど様々な状況で使える便利なフレーズです。
✔︎“Smell fishy”や“Sounds fishy”も同じ意味合い。
✔︎“Shady”や“Sketchy”は若者が使う傾向があるのに対し、“Fishy”はどちらかというと年配の人が使う傾向がある。
・That sounds too good to be true. It sounds fishy.(それって何か話がうま過ぎない?怪しい匂いがするね。)
・If I were you, I wouldn’t do it. That deal sounds fishy.(うちやったらせーへんな。その商売、なんか胡散臭いわ〜。)
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