状況毎に変化する「微妙」を表す英語
- 2018年10月30日
あまり美味しくなかったレストランに行った時の「ここ微妙だね」、誘いごとに参加できるかが怪しい時の「ちょっと微妙ですね」、多少違いがあること示す時の「微妙に違う」など、日本語の「微妙」という表現は色々な意味で使われていますが、英語ではそれらの「微妙」を一言で表現できないので、状況に応じた適切な英語の表現をご紹介します。
1) I don’t know about _____.
→「微妙 / イマイチ」
直訳すると「〜について分からない」となり、良し悪しをはっきり言わないで多少ごまかした言い方になりますが、レストランの食事があまり美味しくなかったり、お店やホテルの雰囲気またはサービスがイマイチなことを表すなど、どちらかというとネガティブな意味合いが込められた表現になります。
✔︎「I don’t know about」+「That/This」+「微妙に思う事」のパターンで良く使われる。
✔︎「I’m not sure about _____」も全く同じ意味として使われる表現。
・I don’t know about that.(それちょっと微妙だね。)
・I’m not sure about this hotel.(このホテル、イマイチやな。)
2) I have mixed feelings about _____.
→「微妙 / なんとも言えない / 甲乙つけがたい」
この表現は「複雑な心境・気持ち」を意味し、使われる状況は上記1)とほぼ同じですが、「何とも言えない」や「甲乙つけがたい」のように良し悪しの判断がしにくいニュアンスになります。なので、一般的にこのフレーズに続けて理由をはっきり伝えるのが自然な流れになります。
・I have mixed feelings about that.(それはちょっと微妙だね。)
・I have mixed feelings about Tokyo. It’s very convenient but it’s too crowded. (東京は何とも言われへんところやな。便利やけどゴチャゴチャし過ぎや。)
3) Iffy
→「微妙 / 雲行きが怪しい」
この表現は「未定」「疑わしい」「怪しい」などの意味として、会話で使われる(口語的な)砕けた言い方になります。何かに誘われたが自分の予定がまだ未定であったり、何かしらの問題の状況の行方が怪しいことを示す際に用いられます。
・That sounds iffy.(それはちょっと怪しんちゃう。)
・The weather is iffy today.(今日は雲行きが怪しいね。)
4) Subtle
→「微妙な / わずかな」
Subtleは「微妙な」「わずかな」「かすかな」などを意味する形容詞です。わずかな変化や違いがあるものの、その相違点が非常に些細なことを示す場合によく使われる表現です。
・I noticed a subtle change.(微妙な変化に気づきました。)
・There’s a subtle difference in nuance.(微妙なニュアンスの違いあります。)
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