NY〜ナイロビ直行便就航
一気に身近になったアフリカ・サファリ
- 2018年12月6日
2018年10月28日、ニューヨーク〜ナイロビ定期直行便(ケニア航空)が就航しました。東アフリカの航空会社が米国に直行便を就航するのは、エチオピアに続いて2番目のこと。毎日運航しており、飛行時間は片道約15時間です。
これまで、いつかは行ってみたいけど遥か遠い夢の場所だった、アフリカ大陸。今回NYからのナイロビの直行便就航で一気にアクセスが良くなり、身近な場所になりました。しかも、ケニアや隣のタンザニアは、本格的なサファリツアーが楽しめる動物たちの楽園。これらの国立公園・保護区にはそれぞれに異なった表情があり、見どころがたくさんです。
雄大な自然景観と野生動物、そしてフレンドリーな人々。まだ見たことのない景色や、体験したことのない時間が流れる未知のアフリカへ、ぜひこの機会に行ってみませんか? 一生忘れられない素敵な思い出になること間違いなしです。
ケニア
ケニアのアンボセリ国立公園は、ナイロビから南へ240キロ。ケニアとタンザニアの国境に近い、キリマンジャロ山麓の東側に位置する面積390平方キロメートルの国立公園です。ゾウの群れがいることで知られています。ほかにもシマウマ、ヌーなどの草食動物が多く生息しています。ホテルからですら、水飲み場(湖)に行くゾウの群れを肉眼で見られます。また、 アフリカ最高峰であるキリマンジャロ山(5895メートル)を、一番美しく望めるポイントでもあります。キリマンジャロを背景にした動物たちの凛々しい姿はたまりません。
サファリのホテルといっても、ご覧のような快適なホテルやラグジュアリーキャンプです。ここはアフリカ?こんなに快適なの?と驚くほど。健康的でおいしいお料理も食べられます。
ナクル湖国立公園は野鳥の宝庫として知られ、フラミンゴの大群が飛来することで有名です。公園内にはライオン、サイ、ウォーターバック、イボイノシシなども棲息し、ヒョウに遭遇できるチャンスもあります。また、一時期絶滅の危機に瀕したウガンダキリン(ロスチャイルドキリン)も見られます。
マライマラ国立保護区は、ケニア最多の動物数を誇る場所です。どこまでも続くサバンナの広さに、まず驚くでしょう。見渡す限りのサバンナには、ライオン、ゾウ、サイ、カバ、ワニ、キリン、ヌー、シマウマ、バッファロー、ガゼル、イボイノシシ、ハイエナ、ジャッカル、ヒョウ、アンテロープなど、ケニアに棲息する動物のほとんどを見ることができます。
南部はタンザニアのセレンゲティ国立公園と隣接し、国境など関係のない動物たちは自由に行き来しています。なかでも夏の時期に見られるヌーの大移動は、特に有名です。常に自然界の驚異的な弱肉強食の世界が繰り広げられ 、サバンナの捕食動物ライオン、チーター、リカオン、ジャッカル、ハイエナなどが獲物を狙っています。ケニア旅行では必ず訪れたい場所です。
マサイ族の村の訪問もおすすめ。今現在も自然と共存している、マサイ族の生活を垣間見ることのできる村です。マサイ族は高い身体能力を持ち、ライオンと戦う勇敢な民族でもあります。超人並みの力強いジャンプの踊りや歓迎セレモニーなど、貴重な体験ができます。
タンザニア
タンザニアのセレンゲティ国立公園は、1981年に登録された世界遺産です。タンザニア北部キリマンジャロの裾野に広がる広大なサバンナで、面積は1万4763平方キロメートル。セレンゲティとはマサイ語で「果てしなく広がる平原」という意味。
草原にはライオン、チーター、ヒョウ、アフリカゾウ、バッファロー、インパラ、キリン、シマウマ、ガゼル、アンテロープなど、さまざまな動物が約300万頭生息していると推定されています。ヌーの群れは、乾期になると国境を超えたケニア側のマサイ・マラ国立保護区へ移動し、雨期にはここに戻ってくる生活を毎年繰り返しています。これにともない、ライオン、チーター、ヒョウ、ハイエナなども移動します。このヌーの群れの大移動は、セレンゲティの最大の見物になっています。
タンザニアのンゴロンゴロ保全地域は、タンザニアの北部にある自然保護地域で、1979年に世界自然遺産に登録されました。ンゴロンゴロ保全地域はセレンゲティ国立公園と隣接しています。
ンゴロンゴロクレーターは、数百万年前にできた火山のカルデラに広がる草原。直径は約20キロ、深さは610メートル、標高2400メートルの外輪に囲まれた、巨大なすり鉢状のクレーターです。
クレーター内は湖や沼・森林など、多彩な自然環境に恵まれており、水と食べ物が豊富なことからたくさんの動物や鳥類が生息しています。動物たちはこの中で生まれ育ち、そして一生を終えるそうです。「世界最大の動物園」とも称されるンゴロンゴロ保全地域、行ってみたらまさにその言葉通りと納得できます。ラッキーなら、非常に珍しいクロサイも見ることができます。
楽園では人間がマイノリティ。広大な原野に身を置くと、本当にちっぽけな自分を感じます。そして、厳しい自然界で生きる動物たちの、生きることへの執着を目の当たりにして驚くことでしょう。どんな小さな生き物もすべての行動には意味があり、いろいろな生き物が繋がり合い、バランスをとって生きていることを知ります。
究極な非日常の世界ともいえるアフリカサファリを体験すると、日常の生活に戻るのに少し時間がかかるように思います。普段の生活ではなかなかしない5感をフルに使う体験ができるからでしょうか。そして、自分をリセットしたり、癒やしたり、豊かにしたり、新しいアイデアを生んだり、いろいろなことが起きるからでしょうか。
NY〜ナイロビ直行便就航で、身近になったアフリカに行ってみてはいかがでしょうか?一生忘れられない思い出の旅となることでしょう。アフリカ旅行の際は、オンリーワンアフリカにお問い合わせください。
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