ネイティブ流「Sweet」の使い方
- 2018年12月20日
ネイティブの日常会話では、「Sweet」という言葉を「甘い」以外の意味としても多用していることはご存知ですか?今回は、その中でも頻繁に耳にする使われ方を3つご紹介します。
1) That’s sweet
→「いいね / よかったね」
「That’s sweet」は「That’s cool」や「That’s awesome」と同じ意味合いを持ち、日本語の「いいね」に相当する表現です。相手に何か良い出来事があった時に言う「よかったね・凄いね」、喜びや嬉しさを表す時に言う「やったー」、または「それ格好いいね」と言う場合にも使うことができます。
✔︎相手に良い出来事があった時は「That’s sweet」、自分に対して言うならThat’sは省いて「Sweet」とだけ言う。
✔︎どちらかと言うと若者向けのインフォーマルな表現の仕方。
・Sweet! Class got cancelled today!(やった!今日、授業がキャンセルになった!)
・That’s a sweet car! Is that a Ferrari?(あの車格好いいな。フェラーリかな?)
2) You’re so sweet / That’s so sweet of you
→「あなたって優しいね」
Sweetは、親切な人や思いやりのある優しい人を意味する単語でもあります。誰かが親切な行為をしたことに対し、「(あなたは)優しいね!」と言う場合の定番フレーズが「You’re so sweet」や「That’s so sweet of you」になります。一般的にはどちらかと言うと女性が使う表現です。例えば、自分のために彼氏が手作りの誕生日ケーキを作ってくれたら、「You’re so sweet. Thank you!(本当に優しいね!ありがとう!)」と彼氏に言ったりします。
✔︎恋人を「baby」や「honey」と呼ぶのと同様に「Sweetie」と言うこともあり、その場合は男性が使ってもOK。
・That’s so sweet of your boyfriend.(あなたの彼氏は思いやりのある人だね。)
・You paid for your parents trip to Hawaii? Aw, you’re so sweet.(両親のハワイ旅行の旅費を全部だしたって?うぁ〜本当に優しいね!)
3) Bittersweet
→「ほろ苦い」
Bitterは「苦い」、Sweetは「甘い」を意味することから、Bittersweetは「ほろ苦さ」を表します。日本語の「ほろ苦い」と同様、味覚のほろ苦さに限らず、嬉しさと悲しさが混じり合った複雑な気持ちも表す場合にもBittersweetが用いられ、特に過去の思い出や経験を振り返る状況でよく使われます。例えば、父親が娘の結婚式について振り返っている時に「It was a bittersweet moment.(あの時は嬉しくも悲しくも複雑な心境だった)」と言うことができます。
・Breaking up with my girlfriend was bittersweet.(彼女との別れは、嬉しくも悲しくも複雑な心境でした。)
・I made a lot of friends here. Going back to Japan is bittersweet. (ここで仲の良い友達がたくさんできたので、日本へ帰国するのは嬉しいような悲しいような・・・。)
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします