「Most」と「Most of」の違い
- 2019年1月3日
今日は、日常会話では頻繁に使われているはずなのにも関わらず、意外と多くの方がちゃんと理解できていないのでは?と思われる、「Most」と「Most of」の違いと使い分けについて、出来るだけ分かりやすく説明しようと思います。ルールは簡単なので覚えておきましょう!
1) Most
→「(一般的に)ほとんどの〜・大抵の〜・大概の〜」
「一般的」や「世間一般」といったニュアンスを含んだ「ほとんど」を表す場合は“Most”が用いられます。例えば、「大抵の子供はケーキが好きです」は「Most kids like cake.」となり、クラスメイトや地元仲間など限定された子供のことではなく、世間一般の子供達を指ます。
✔︎使い方:「Most」+「名詞」
・Most Europeans can speak English.(欧州人は大概英語が話せます。)
・I think most cats are cute.(猫はだいたい可愛いもんでしょ。)
2) Most of
→「〜のほとんど・〜の大部分・〜の大半」
特定・限定されたなかでの「大部分」を表す場合は“Most of”が用いられます。例えば、「このクラスの大半の子供はケーキが好きです」は「Most of the kids in this class like cake.」となり、世間一般のことではなく、特定されたグループ(ここではクラス)における大多数の子供達を指します。
✔︎使い方:「Most of」+「代名詞」 / 「Most of the」+「名詞」
✔︎人の名前や地名の前は「Most of」が使われる。
・Most of my friends are married.(私の友達のほとんどが結婚をしています。)
・I’ve read most of Higashino Keigo’s books.(東野圭吾の本は、ほとんど読みました。)
・Most kids like cake.(ほとんどの子供はケーキが好きです。)
・Most of the kids in this class like cake.(このクラスの大半の子供はケーキが好きです。)
・Most people work too much.(世の中の大半の人は働き過ぎです。)
・Most of the people in my company work too much.(私の会社の多くの人は働き過ぎです。)
・Most Europeans can speak English.(欧州人は大概英語が話せます。)
・Most of my European friends can speak English.(私の欧州人の友達の大半は英語が話せます。)
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