〔中国〕日立電梯、広州にエレベーター試験塔

アジア発の有効なビジネス情報を手軽にキャッチ!

広州市の工場内に建設されたエレベーター試験塔(日立提供)

日立製作所は16日、昇降機の製造販売を手掛ける中国法人、日立電梯(中国)(広東省広州市)が広州市番禺区の工場で建設を進めていた世界トップクラスの高さとなるエレベーター試験塔が完成したと発表した。世界最大のエレベーター市場である中国で、現地ニーズへの対応力を高める狙いがある。

試験塔は地上273.8メートル、地下15メートルで、建物全体の高さは288.8メートル。日立によると、地上部分の高さはエレベーター試験塔として世界トップという。

エレベーターの通り道となる昇降路を計15本備えており、総延長は2.2キロメートルに達する。このうち、最長のものは250メートル超。安全性や乗り心地の向上、制御システムの開発や気圧への対応のほか、超高速エレベーターや大容量エレベーターの試験も行う。

日立の2018年度(18年4月〜19年3月)の連結売上高の中で、エレベーターやエスカレーターといった昇降機を手掛けるビルシステム事業の売上高は6216億円。このうち中国事業が占める割合は52.3%と、稼ぎ頭だ。

日立の調べによると、18年度の世界市場での昇降機需要(一部地域のローエンド製品を除く)は92万9000台で、このうち中国は53万1000台と6割近くを占める。日立電梯(中国)の19年通年の昇降機受注台数は初めて10万台を突破するなど、販売を伸ばしている。

情報提供:株式会社NNA

アジア13カ国の拠点から、毎日300本の記事を有料で配信。現地の生きた経済・ビジネス情報を日々、素早く手軽にキャッチできる。現在7000社、約1万6000人のビジネスパーソンが活用。

https://www.nna.jp/club_contents/index

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

この著者の最新の記事

関連記事

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 九州より広いウッド・バッファロー国立公園には、森と湿地がどこまでも続いている ©Parc nati...
  2. 2022年12月9日

    住みたい国
    熊本県八代市の「くまモンポート八代」で 8月の終わりから9月中頃にかけて、私とニナは日本に飛...
  3. 2022年12月7日

    日常の些事
    冬の落ち葉 年齢を重ねると、だんだんと感動が薄くなるとはよくいわれる。ほとんどのことは過去に...
  4. 2022年12月6日

    美酒と器
    酒器の種類 酒器にはさまざまな素材、形のものが存在する。適切な器を選ばないとお酒本来...
  5. 契約上のトラブル 広範囲にわたる法律問題を扱う弊社にはさまざまなお問い合わせがありま...
  6. この号が出る頃、私とニナは日本での3週間の滞在を終えてアメリカに戻っているはずだ。ニナにと...
  7. 2022年10月7日

    森英恵の反骨精神
    裏庭の蝶 ファッションが好きな女性はたくさんいるだろう。私もその一人だ。休日の気晴らしは以前...
  8. およそ2000人の作業員により、6年間で建設されたリドー運河 カナダの首都オタワと、5大湖の...
ページ上部へ戻る