米国移民局、2021年度の新規H-1B申請事前電子登録者数が年間上限発給数に達したと発表

米国移民局は2021年度の新規H-1B申請に対し、事前に受け付けていた電子登録者の数がH-1Bの年間上限発給数に達したと発表しました。それに伴い、米国移民局は 、適切に登録をした登録者の中から、コンピューターを使用した無作為による抽選を実施し、抽選当選者にその旨を3月31日までに通知しました。なお、これより当選者のスポンサー会社は、その当選者に対して完全版の新規H-1B申請書を米国移民局に提出することが可能となります。

すでに多くの方が確認済みかと思いますが、登録者のオンラインアカウントには、各登録者に対して下記いずれかのステータスが表示されているはずですので確認してください。

•提出済み:最初の抽選選択プロセスが完了した後も、ステータスに「提出済み」と表示され続ける場合があります。「提出済み」の登録者は、該当年度末までは再抽選などにより、当選の可能性があるかもしれません。なお、該当年度末までに、すべての登録ステータスが「当選」「未選択」または「却下」に変更される予定です。
•当選:2021年度の新規H-1B申請書の提出が可能となることを意味します。
•却下:同一人物が複数の登録を送信した場合や、支払いが不適切であった場合。重複登録として却下された場合、その会計年度に対して提出されたすべての申請は無効となります。

米国移民局、コロナウイルスの影響により、2021年度の新規H-1B申請書の審査に遅延が生じると発表

米国移民局は、COVID-19(コロナウイルス)が原因で、会計年度2021年の新規 H-1B申請に関するデータ入力および受領通知の発行に遅れが生じる可能性があると発表しました。米国移民局は少なくとも2020年5月1日まで、これらのケースの審査処理等を開始しないと発表しています。

一旦、米国移民局がデータ入力を開始すると、米国移民局の各サービスセンターでは受領した順序でケースの取り込み処理をします。なお、米国移民局は、この申請書の受領とデータ入力の遅延が2021年度の新規H-1B申請の裁決の遅延にもつながると指摘しています。また、一部の新規H-1B申請書はタイムセンシティブであり、できるだけ迅速に処理することを試みると述べていますが、これらのケースの裁定がいつ完了するかはまだはっきりしていません。

米国移民局はさらに、2020年6月30日に終了する予定の90日間の新規H-1B申請書提出期間の延長はないと発表しました。

*本記事は4月時点に発表された内容であり、今後、状況が変化する可能性もあることをご了承ください。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

デビッド・シンデル (David Sindell)

デビッド・シンデル (David Sindell)

ライタープロフィール

NY州およびNJ州弁護士資格。外国法事務弁護士(外弁)として東京第2弁護士会所属。アメリカ移民法弁護士協会所属。日本語、フランス語に堪能。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る