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Howdy Y’all !!!
- 2020年12月16日
皆さんの地域はすでにクリスマス気分一色でしょうか? 今年のダラスは寒さが厳しくなり、コロナ禍ではありますが、クリスマスムード満載な感じになっています。外出は控えていますが、各シティホール前にはクリスマスツリーが飾られ、家々のクリスマスライトも綺麗に輝き、ショッピングモールもサンクスギビングホリデー明けから人が出始めています。もちろん例年に比べればまったく混み合ってはいません。友人たちからのクリスマスカードも届き始め、家族だけで過ごす予定ですが、クリスマスが楽しみになって来ています。
3月にSTAY HOMEが始まり、すでに12月になりました。2020年は何もしないまま終わって行くような気がします。でもコロナ禍により外出自粛や3密を避けるため、この9カ月間でZOOM ミーティングやオンライン会議・授業等のテクノロジーが飛躍的に進歩しました。オフィスやクラスルームに大人数で集まることができなくなり、仕事の打ち合わせや学校の授業はどうなることかと思われていましたが、ZOOMやREMOでバーチャルミーティングができるようになり、直接会わなくても他人とコミュニケーションをとりながら仕事をすることができています。電車・車で移動しなくても自宅から働けるのは凄いと思います。
ただ、一概に良い面だけではないようです。統計を見るとバーチャルミーティングをしている61%の人がミーティングに集中していないという調査結果があります。少人数でのミーティングであれば、会話をしている人の顔がよく見えるのでお菓子のつまみ食いやほかの画面でゲームやショッピングをすることはできなさそうですが、大人数のミーティングや授業になると受けている側の顔は映らないケースもあり、集中できない人が多いようです。ほかにも孤独感や疎外感を感じる等、人とのコミュニケーションが取れていないと感じている人たちもいます。ミーティング主催者側も一方的に話をするのではなく、参加者同士で意見をシェアする時間を取ったり、手を挙げて意見を言ってもらったり、コメントを記入してもらって当事者意識を持ってもらうことでコミュニケーションを円滑にして行くことが重要だと感じます。
テキサスはセントラルタイムゾーン(CT)ですが、先日CA本社のコマーシャル不動産会社セミナーがあり、パシフィックタイム(PT)で行われました。開始時間が午前9時ですとダラスは午前11時になります。終了が午後5時でしたので、夕食時の7時までミーティングが続くことになります。このセミナーは丸々3日間連続でしたので、セミナー開始前に通常業務を済ませ、セミナー後に夕食の支度をするのでかなり大変でした。日本で残業をしてから家に帰って食事を作ることを思えば同じなのかもしれませんが、外食もできない状況なので、今後は時差のある地域とのZOOM打ち合わせ等は時間設定に気を配る必要があると感じました。
2020年はコロナ禍にあり年末も帰省したりできなさそうですが、皆さん楽しいクリスマスと素敵な新年をお迎えください。
ちなみに私が冒頭で「Howdy Y’all!!!」と書いたのは、テキサン(テキサス地元民)が言う「Hello, Everybody!」もしくは「How do you do? Everybody?」のテキサス訛りです。「Y’ALL Come Back」と最後に言うことも多いのですが、こちらは皆さん、ぜひテキサスに帰って来てくださいねという意味です。
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