日常会話で頻繁に使われる「Run」を使った定番用法3パターン

Runと聞けば真っ先に「走る」を思い浮かべると思いますが、日常会話ではRunと前置詞を組み合わせることで様々な表現として使うことができます。今回は、代表的な3つのRun+前置詞の組み合わせをご紹介します。ビジネスシーンでも使える便利なフレーズなので、ぜひ覚えてください。


1) Run into
→「ばったり会う」

Run into は友人や知人に偶然出くわすことを意味します。Meetも誰かと会うことを意味しますが、meetには予め会う約束をしていた相手と会うニュアンスが含まれています。スターバックスでバッタリ友達に会ったり、スーパーで買い物をしているときに偶然同僚に出くわす状況などではrun intoが使われます。例えば、「今日、マイクとばったり会いました」は“I ran into Mike today.”、「今日、スターバックスでマイクと偶然会いました」は“I ran into Mike at Starbucks today.”のように表現します。

その他、run intoには「〜にぶつかる」「〜に衝突する」「〜にぶち当たる」といった意味もあり、車やオートバイなどが何かに衝突した時や、問題やトラブル、困難などに遭遇した時に使えます。例えば、「柱に衝突しました」は“I ran into a pole.”、「問題にぶつかりました」は“I ran into a problem.”のように表現します。

・I ran into an old buddy of mine at the train station today.
(今日、駅で昔の友達にばったり会いました。)
・It was really nice running into you. Let’s hang out sometime.
(偶然会えてよかったよ。またいつか遊ぼうね。)
・If you run into Steve at the event tomorrow, tell him I said hi.
(もし、明日のイベントでスティーブに会ったら、よろしく言っておいて。)
・I ran into a lot of problems at the airport.
(空港で色々な問題に直面しました。)

2) Run late
→「遅れる」

Run lateは到着が遅れることや遅刻を伝える時に使われる口語的なフレーズです。この表現は一般的に、running lateのように現在進行形で使われます。例えば、「10分遅れます」は“I’m running 10 minutes late.”、「クラスに遅刻しそうです」は“I’m running late for my class.”、「渋滞のため遅れています」は“I’m running late because of traffic.”のように表します。また、“I ran late.” や “He ran 15 minutes late.”のように過去形で使うのは不自然なので、使い方には気を付けましょう。過去の出来事として表現したい場合は、be動詞を使って“I was late.(私は遅れました。)”や“He was 10 minutes late.(彼は15分遅れました。)”のように表現するといいでしょう。

その他、電車やバスなどの公共交通機関に遅れが発生している状況でもこの表現が使われます。例えば、「電車は20分遅れています」は“The train is running 20 minutes late.”と表現します。しかし、この表現を使ってプロジェクトや仕事の進捗などに遅れが出ていることを表すことはできないので注意しましょう。

・Sorry. I’m running about 15 minutes late.
(すみません、15分ほど遅れています。)
・I’ve got to get going. I’m running late for my English lesson.
(そろそろ行かないと。英語のレッスンに遅刻しそうだ。)
・Are you going to be on time or are you running late?
(時間通りに来れる?それとも遅れる?)

3) Run out of
→「~を使い切る / 〜を使い果たす」

Run out ofは何かを使い切ったり、在庫がなくなることを表す口語表現です。例えば、お米がなくなった場合は“We ran out of rice.”、プリンターのインクが切れた場合は“We ran out of ink.”のように表現します。その他、商品の在庫を切らしていることや、時間がないことを表すこともでき、ビジネスシーンでも日常会話でもよく使われます。

ちなみに、「〜がなくなってきた」と言いたい場合は、running out ofのように現在進行形で表現すればOKです。例えば、「携帯電話の充電がなくなってきた」は“My cellphone is running out of battery.”、「急がないと。時間がないよ」は“We have to hurry up. We’re running out of time.”のように表現します。

・I’m running out of gas. I need to pull into a gas station.
(ガソリンがなくなってきた。ガソリンスタンドに行かないと。)
・What do you do when you run out of ideas?
(ネタ切れの時ってどうしているんですか?)
・I’m so out of shape. I’m running out of breath just from walking up these stairs.
(運動不足だ。この階段を上るだけで息切れしている。)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

Jun Senesac

Jun Senesac

ライタープロフィール

ロサンゼルス出身の日米ハーフ。両親が運営するL.A.の英会話学校「BYB English Center」にて、高校生の頃から英語講師としてのキャリアをスタート。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学へ入学し、1年間一橋大学へ交換留学。卒業後、国際交流員として石川県内灘町役場で2年間の勤務を経て、2011年にアメリカへ帰国しBYB姉妹校をアーバインに開校。
2013年に英語学習サイト「Hapa英会話」を設立。2014年の2月よりHapa英会話のPodcastをスタートし、月間およそ40万ダウンロードされるまで成長。iTunes Japanが発表した『Best of 2014/2015』に2年連続選出。YouTubeにて登録者5万人を超える英会話チャンネル「Hapa英会話」を配信。
YouTubeやPodcast、ブログやメルマガなど様々な媒体を通じて、日米文化を取り入れた英語の学習環境を提供。
YouTube: https://www.youtube.com/hapaeikaiwa

この著者への感想・コメントはこちらから

Name / お名前*

Email*

Comment / 本文

この著者の最新の記事

関連記事

資格の学校TAC
アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 契約上のトラブル 広範囲にわたる法律問題を扱う弊社にはさまざまなお問い合わせがありま...
  2. この号が出る頃、私とニナは日本での3週間の滞在を終えてアメリカに戻っているはずだ。ニナにと...
  3. 2022年10月7日

    森英恵の反骨精神
    裏庭の蝶 ファッションが好きな女性はたくさんいるだろう。私もその一人だ。休日の気晴らしは以前...
  4. およそ2000人の作業員により、6年間で建設されたリドー運河 カナダの首都オタワと、5大湖の...
  5. 本特集は一般的なケースの情報提供を目的としたものです。特定事例におけるアドバイスが必要な場合は、専...
  6. 2022年8月11日

    有名人の親に学ぶ
    日本でも動画を撮影。シオンさんは右から2人目 写真提供:シオン・カジ 先日、超有名キッズユー...
  7. 2022年8月9日

    遊び上手
    独断と偏見だが、アメリカ人の良いところは遊び上手なことではないだろうか。日本人の若い方々は...
  8. カナダの東部、大西洋上に浮かぶニューファンドランド島。この島の西岸に位置するグロス・モーン国立公園...
ページ上部へ戻る