過去の記事一覧

  • 第51回 ワインのアルコール度数が年々上がっているけれど。。。

     ワインのアルコールってどのくらい高い? と聞かれて、答えられる人は少ないかもしれない。スタイルによるが、5度程度から16度くらいまで様々だ。かつて20世紀に作られたワ...
  • 第49回 バレンタインには「チョコレートと
    シャンペーン」という非常識

     日本では、バレンタインデーには「チョコレートとシャンペーン」という おかしな組み合せが定着しているそうな。最初の仕掛け人はチョコレート製造業者で、昭和30年代に遡る。しか...
  • 第48回 え〜〜っ? まだボージョレヌーボーを飲んでいるって、、、!?

     今年もやってきた! ボージョレヌーボーの解禁日。何を解禁するのやら、、とワイン通が毎年苦笑いする季節である。英語では(というか日本では)リリースと謳っているようだが、いず...
  • 第47回 畑も蔵も保有せず。ヴァーチャル・ワイナリーの活躍

     ハイテクの現代。オフィスを持たず自由な時間に好きな喫茶店にブラッと入り、コンピューターとスマートフォンを使って、仕事をしている人をよく見かける。私の住むサンフランシスコ・...
  • 第46回 独ではロボットが畑作業、 米国ではトランプ大統領がワイン業界を破綻に追い込む?

     現在、ドイツに来ている。目的の一つは、醸造学、葡萄栽培分野で世界をリードするガイゼンハイム大学と、VDP(独を代表する優良ワイン生産者協会)共催のゼミナールに出席するためだ。ゼミ...
  • 第45回 日本のワイン品評会を評価する

     今年も8月に開催された『 ジャパン・ワイン・チャレンジ(JWC)』に招待され、審査員を務めてきた。ワインの品評会とは、ずばり、その国(この場合は日本)でワインをより有利に...
  • 第44回 イタリア最高峰のスパークリングワイン生産地を訪ねる

    7月はミラノ郊外にある、『フランチャコールタ』という、大変ユニークなワイン地域を取材してきた。ここは、知る人ぞ知るイタリア最高級のスパークリングワイン(SP)の製造地である...
  • 第43回 スペイン、シェリー発祥の地を訪ねる

     シェリー酒の取材で、スペイン最南西に位置するヘラス地域(Jerezはスペイン語でシェリーを意味する)に来ている。地図で見ると、イベリア半島の最南西。太平洋に面しているが、南の対岸...
  • 第42回 ワインとテーブルマナーに見るカルチャーの違い

     近年はどこの国でもテーブルマナーが緩やかになってきている。略式社会のアメリカでは、高級レストランで食事をしていても、ナイフとフォークをきちんと使いこなす人は少ない。大抵は...
  • 第41回 ワイン業界における”next big thing”とは?

     ワイン業界も全てのビジネスと同じく、”What is the next big thing?”と常に自問している。「次に何が流行るか?仕掛けるか?一番の成長株か?」という...
  • 第40回 スペインの醸造地で出会った手作りワインとおもてなし

     ブドウの中でも「高貴」といわれる品種がある。ブルゴーニュのシャルドネとピノ・ノワール。ドイツのリースリング。北イタリアのネッビオロなどだ。お気づきであろうが、品種は一定の...
  • 第39回 今年も3月はヨーロッパ各地をどさ回りの旅

     昨年の今頃も、 ヨーロッパ各国を取材と視察でウロウロしていたが、今年もまた同じ季節がやってきた。近年は、春先と晩秋をヨーロッパで過ごすことが多くなっている。本来であれば、ひと月お...
  • 第38回 日本女性審査員によるワインコンペティションというビジネスモデル

     日本の女性だけで審査を行うSakura Japan Women's Wine Awardが、1月下旬に東京で開催された。発起人は日本のワイン業界で大きな影響力を持つ田辺由...
  • 第37回 ブドウ農家がつくるワインだから、出所も質も安心か?

     先日、業界の友人と激論を交わした。友人曰く。「このAAワイン(40ドルのピノノワール)は彼らの畑でブドウを耕し、オーナー自らが醸造をしているから、100%自社畑のピノで作...
  • 第36回 地球温暖化がワイン業界にもたらす異変とは?

       先日サンフランシスコで開かれた地球温暖化セミナーに出席してきた。気候の異変がこれからの世界、そしてワイン業界にもたらす影響は、計り知れない。19世紀末の産業革命以来...
  • 第35回 生ビールならぬ「生ワイン?」で乾杯! Wine on tap revolution

     最近レストランでタップワインを見かけるようになった。これは、生ビールよろしく、ワインをバーのタップ(蛇口)からグラスに直接注ぐ新しい試みだ。市場に出まわった当初は、「ワインは...
  • 第34回 ワインツーリズムのビジネスモデル成功例、ナパバレー

     全米からカリフォルニアのワイナリーを訪れる旅行客は、年々増える一方だ。 夏から収穫期のピークには、 ナパバレーのホテルやレストラン、そしてワイナリーは家族連れやカ...
  • 第33回 ドンペリに異変?レアものシャンパンが市場に溢れる珍現象

     ドンペリの愛称で親しまれている高級シャンパン、ドンペリニョンが、最近大量生産されている。アメリカの販売価格が平均150ドル、日本でも一万五千円という高...
  • 第32回 カリフォルニアのベストワインを一本選べと言われたら?

     さて困った。日本を代表するワインのトッププロから、難しい依頼を受けてしまった。きっかけは、日本で行われるワイン品評会に、審査員として招聘されたこと。その際に、...
  • 第31回 ディスカバー、リバモアバレー(Discover Livermore Valley)

     ベイエリア至近距離で、歴史深いワイン地域といえば、リバモアバレー(以下LVと省略)だ。その中心地リバモアまで、サンフランシスコから車でほんの40分。もう一つの...
アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  2. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  3. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  4. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
  5. 私たちは習慣や文化の違いから思わぬトラブルに巻き込まれることがあり、当事務所も多種多様なお...
  6. カナダの大西洋側、ニューファンドランド島の北端に位置するランス·オー·メドー国定史跡は、ヴァイキン...
  7. 2023年12月8日

    アドベンチャー
    山の中の野花 今、私たちは歴史上経験したことのないチャレンジに遭遇している。一つは地球温暖化...
  8. 2023年12月6日

    再度、留学のススメ
    名古屋駅でホストファミリーと涙の別れ(写真提供:名古屋市) 以前に、たとえ短期であっても海外...
ページ上部へ戻る