鶏もも肉のアスパラ包み
ナスの揚げ浸し

文&写真/名波はるか(Text and photos by Haruka Nanami)

巻いたり、タコ糸で縛ったり、面倒くさいな、という方に、簡単な包み焼きはいがが? アスパラガスの鶏肉巻きは巻かないので、タコ糸で縛る必要もなし! 照り焼き風味で子供も喜ぶ味付けです。旬のアスパラをおいしくいただけます。

副菜には、ナスの揚げ浸しを。揚げ油の160℃の目安は、油に菜箸を入れて、1〜2秒で、菜箸から泡が立ってくる状態が、約160℃です。野菜の素揚げ(葉物を除く。葉物は150℃)や、唐揚げも160℃なので、覚えておくと便利ですよ。

冷蔵庫で冷ましていただくと、暑い日にもすんなりと喉を通りそうです。

今日の主菜:鶏もも肉のアスパラ包み

Photo © Haruka Nanami

  • 【材料】(4個分)
  • 鶏もも肉2枚
  • パアスパラガス4本
  • 少々
  • 小麦粉適量
  • サラダ油大さじ1~2
  • <調味料>
  • しょうゆ大さじ3
  • 大さじ4
  • 大さじ4
  • みりん大さじ2

【作り方】
❶アスパラは根元を切り落とし、下のほうの固い部分と、ハカマ(茎についている三角の固い部分)をピーラーでむき、半分の長さに切る。鍋に湯を沸かし、塩を少し加えアスパラを2分ほど茹でる。冷水にさらして冷めたら、水気を切る。
❷鶏肉はそれぞれ皮を下にして、数か所切り込みを入れ、筋を切り、極力厚さを均等にする。軽く塩をふり、半分に切る。アスパラガスを鶏肉の真ん中に乗せ、包み、軽く小麦粉をまぶす。
❸フライパンにサラダ油をしき、中火で両面焼き色がつくまで焼く。キッチンペーパーで余分な油をふき取り、合わせた調味料を入れ、蓋をして、弱火で5分、裏返して5分、蒸し焼きにする。蓋をはずし、調味料をからめながら煮詰める。


今日の副菜:ナスの揚げ浸し

Photo © Haruka Nanami

  • 【材料】(4人分)
  • 米ナス3個
  • トマト1/2個
  • 長ネギ(千切り)少々
  • 揚げ油適量
  • <調味料>
  • だし汁1/2カップ
  • しょうゆ大さじ2
  • みりん大さじ2

【作り方】
❶米ナスはヘタを切り落とし、縦1/4に切り分け、さらに斜め半分に切る。
皮に斜めに浅く切り込みを入れる。トマトは1cm程度の角切りにする。
❷ボウルに調味料をすべて入れ、混ぜ合わせる。
❸揚げ鍋に油を入れて、中火にかける。160℃になったら、ナスを入れ、3分揚げる。鍋からナスをあげ、キッチンペーパーなどで、油を切る。
❹熱いうちに、②の調味料に漬ける。温かいうちに、皿に盛り、長ネギとトマトを乗せるのも美味しいが、冷蔵庫で冷ましてからいただくのも暑い日にはおススメ。

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名波はるか (Haruka Nanami)

名波はるか (Haruka Nanami)

ライタープロフィール

タレント・グラビアアイドル・女優として日本でTV、雑誌、ラジオに出演。代表作に人気漫画の実写化作品の主人公を演じた「まいっちんぐマチコ先生」。現在は日本とロサンゼルスを行き来しながら、料理研究家としても活動中。著書(電子書籍)に「名波はるかの彼のお家で作るお泊まりレシピ」と「魔性の身体を2週間で手に入れる! 糖質制限レシピ」がある。

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