一生に一度は泊まりたい
アメリカのホテル7

Photo © The Peabody Memphis

ロビーを行くアヒルが人気
南部が誇るエレガンス

The Peabody Memphis
Memphis, TN
www.peabodymemphis.com

テネシー州の代表的ホテルといえば、ここザ・ピーボディ。その歴史は1869年にさかのぼる。現ロケーションとは少し離れた場所にオリジナルのピーボディ・ホテルがオープンするとすぐに、メンフィスの社交場として賑わうようになった。1925年に現在の場所に移転した後は、その壮麗なヨーロピアンスタイルの建築様式から「南部のグランドホテル」として脚光を浴びた。

ロビー噴水の周辺を歩くアヒル
Photo © The Peabody Memphis

今でもホテルのマスコットとなっているアヒルが、最初に登場したのは1933年のこと。当時の総支配人、フランク・シャットが休暇中にアーカンソーで狩猟した際、獲物をおびき寄せる目的で使われていたアヒルをヒントに、ホテルでの放し飼いを思い立った。ほどなくして3羽のアヒルが同ロビーの噴水周辺にお目見えしたが、それだけでは十分なアトラクションにはならなかった。

芸術的なロビーの天井
Photo © The Peabody Memphis

そこで、1940年、サーカスの動物使いだったベルマンのエドワード・ペンブロークがアヒルたちを調教し、ロビーを行進させることに成功。それが大ヒットとなり、アヒルの行進を目当てに多くの客が押し寄せるようになった。1981年には全館の改装が行われたが、歴史を感じさせる「グランドホテル」としての格式ある趣とロビーのアヒルの行進は健在だ。

行進は毎日、午前11時から午後5時の間に見ることができる。

毎日披露される名物アヒルの行進
Photo © The Peabody Memphis

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