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Howdy Y’all !!!
文/山田由美(Text by Yumi Yamada)(テキサス州)
- 2018年11月7日
皆さんの地域はすでに秋が訪れていますか? それとも一気に冬になってしまっている地域はありますでしょうか? 先月も書きましたが、ダラスの今年の秋は例年よりも異常に雨の日が多かったです。おかげで車には傘を常備し、乗り込んだ時に濡れた体をサッと拭くために常にタオルも載せておくようにしていました。
さて、先日ダラスグリーン会でBBQ Partyが行われました。毎年秋になるとMJM Ranch(ダラスから1時間半くらいのCommerceにある日本BBQ協会アメリカ支部)でBBQ Partyが行われるのですが、なんと今年は、日本BBQ協会の方たちが日本から飛んで来て、腕を振るってくださいました。
さすがにアメリカ国内でも将軍BBQチームとして各BBQ大会に参戦しているだけあって、ビーフもポークもジューシーに仕上がっていましたし、チキンBBQは外側はカリッとしていても中はしっとりで絶品でした。おみやげにブリスケットサンドイッチを持たせてもらい、楽しい1日を過ごさせていただきました。
なぜ急に牧場の話?と思う方もいらっしゃると思います。実は皆さん、最初は“ダラスといえばカウボーイ”と思う方がほとんどです。本当に驚くほどほとんどの方はダラスと聞くとカウボーイを思い浮かべるようです。カウボーイ=田舎と思ってやって来たにも関わらず、DFW空港に到着した時の第一印象は“青い空”と“ダラスは意外に都会だ”というものに変わるそうです。
そう、確かにダラスダウンタウン、フォートワースダウンタウンの辺りは思いっきりビルが並んでいて、都会の雰囲気を醸し出しています。ただし、ちょっと走るだけでフリーウェイ脇には牧場や放牧地が突然現れて、牛や馬がいる地域に早変わりします。飛行機から下を見ているとよく分かるのですが、平坦だけれども緑が多く自然がいっぱいなのがダラスなのです。
ダラスから不動産情報をお送りしていると、投資家の方たちからご連絡をいただくことがよくあります。多くの方は一般住宅への投資に関しての質問なのですが、投資家の方たちのなかには牧場や農場を投資として購入する方たちが結構います。
たとえば今日本人に人気があるエリア内でも、まだかなりの牧場・農場が経営を存続しています。人気エリアの一つであるFrisco市内でも、北に向かって走って行くと広大な放牧エリアが何カ所かあります。大きい牧場ですと200エーカーもの規模になってしまうのですが、角地を譲ってもらうなどして10年寝かしておくと、突然住宅地としての需要が発生してくるかもしれません。
実際、今年度のFriscoの開発はすごい勢いで伸びています。牧場を譲ってもらっても、そのまま放牧地として管理していれば、税金も一般住宅の10分の1程度で済みます。
もちろん、急に牧場・農場を買いましょうと言ってもピンと来ないと思います。まずは最初にご紹介したMJM Ranchに一度お出でになりませんか? MJM Ranchは日本人オーナーですので、言葉の問題はありません。オーナーの料理の腕はプロ並み(特にBBQ、すき焼きも美味)ですし、牧場でのヘイライドや乗馬経験は、ダラスに住みたくなる・投資したくなる魅力の一つとしては十分だと思います。
DFW Airportへの送迎サービス(有料)もあり、初めてダラスを訪れる方でも安心して滞在できます。MJM Ranchのホームページは下記リンクからご覧ください。最初に書きましたが、MJM Ranchは日本バーベキュー協会アメリカ支部として登録されていて、実際に将軍BBQチームとしてアメリカ国内でも活躍しています。MJM Ranchで出て来るBBQは見逃せません。
ちなみに私が冒頭で「Howdy Y’all!!!」と書いたのは、テキサン(テキサス地元民)が言う「Hello, Everybody!」もしくは「How do you do? Everybody?」のテキサス訛りです。「Y’ALL Come Back」と最後に言うことも多いのですが、こちらは皆さん、ぜひテキサスに帰って来てくださいねという意味です。
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