確信度合いによって異なる「思う」の英語
- 2019年2月21日
自分の考えや気持ちを伝える時「I think」が頻繁に使われている表現かと思いますが、それ以外にも「思う」を表す英語は沢山あり、確信している度合いによって表現の仕方も使い分けられています。今日のコラムでは、分かりやすいように確信度を%で表し、確信度合が高い順に表現の仕方をご紹介いたします。
確信度:100%
1) I’m positive _____
→「絶対に〜 / 必ず〜」
日本語でポジティブというと、真っ先に「前向きな」が思い浮かぶと思いますが、positiveは、その他にも「確かな」や「疑いようがない」なども意味します。「I’m positive」は、日本語の「絶対に〜」や「必ず〜」に相当する表現で、ほぼ100%確信をしている時に使われる表現です。特に、相手が多少疑っている時にこの表現が使われる傾向があり、例えば、「Are you sure that restuaurant is open? It’s a holiday today.(本当にそのレストラン開いているの?今日祝日だよ。)」と心配している友達に対して、「I’m positive(絶対に開いている)」と返事をすれば、お店が開いていることを確信していることを表します。確信をより強調したい場合は、absolutelyを付け加えて「I’m absolutely positive」のように表現します。逆に確かでない場合、「I’m not positve」と表現できますが、「I’m negative」とは言わないので気をつけましょう。
✔︎「I know for a fact ______」や「I’m certain _____」も同じ意味合いとして使える。
・Trust me and just try it out. I’m positive you’ll like it.(騙されたと思って、やってみな。絶対に気にいるから。)
・I’m absolutely positive we’re going the right way. Wait, you’re right. It’s actually that way.(絶対に方向間違ってないって。ちょっと待って、君が言うように、やっぱりあっちだ。)
確信度:80%
2) I bet _____
→「きっと〜 / 〜に間違いない / 〜に違いない」
Betは、お金を賭けることを意味することから、お金を賭けられるくらい確信度が高いことを表す場合にも使われる単語です。「きっと〜だ」や「〜に違いない」といった意味として、日常会話では「I think」よりも確信度が高い場合に頻繁に使われる口語表現の一つです。例えば、天気の良い夏の祝日に友達から海に行かないかと誘われて、「行きたいけど、今日は絶対に混むんだろうな」と言いたい場合は、「I want to go but I bet it’s going to be really crowded.」という具合になります。
✔︎「I’m sure _____」も同じ意味合いとして使える。
・I bet he’ll be really successful one day.(彼ならいつかきっと大成功すると思うよ。)
・I bet she’s going to show up late. She’s never on time.(彼女、きっと遅れるよ。絶対に時間守らないからね。)
確信度:40%
3) I guess _____
→「〜だと思う」
Guessは本来「推測をする」を意味する単語ですが、日常会話では「〜だと思う」や「〜らしい」の意味としても使われます。「I guess」は何かを確実に言い切れない状況で使われ、「I think」よりも若干確信度が低いニュアンスがあります。また、「I guess」は「自分から進んでやりたくないけどやる」といったニュアンスもあり、例えば「カラオケはあまり行きたくないけど、みんなが行くなら行くよ」と言いたい場合は「I guess I’ll go to karaoke.」のように言います。
✔︎「I assume _____」や「I suppose _____」も同じ意味合いとして使える。
・I heard Tom quit his job. I’m not sure but I guess he didn’t get along with his coworkers.(トム、仕事をやめたらしい。僕もよくわからないけど、同僚と上手くやっていけなかったんだと思う。)
・I’d prefer to have dinner Friday night but if Saturday is better for everyone else, I guess that’s fine.(食事は金曜日の夜がいいけど、みんなが土曜日の方が都合が良いんだったら、僕はそれでも良いけど。)
確信度:40%
4) I doubt _____
→「〜だと思わない」
Doubtは「疑う」を意味することから、日常会話では「〜だと思わない」や「多分〜でない」と表現する場合に「I don’t think 〜」の代わりに「I doubt〜」を用いることがあります。例えば、「彼は今夜のイベントに来ないと思う」は「I doubt he’ll come to the event tonight.」のように表現することができます。また、「I don’t think so.」を「I doubt it.」に置き換えて言うこともできます。例えば「TOEIC900点以上とれたと思う?」と聞かれた時に、「I doubt it.(いや、多分取れてないと思う)」と返答することができます。
✔︎逆に「〜は間違いない」や「絶対に〜だ」と表現をするときに、「〜を疑う余地がない」を意味する表現「(There is) no doubt 〜」と言うこともあり、この場合は、自信を持って何かを確信していることを表す。
・Am I going to go snowboarding this weekend? I doubt it. I’m swamped with work right now.(今週末、スノボー行くかって?今、仕事に追われてるから多分行かないだろうね。)
・No doubt you’re going to enjoy living in the states. I bet your English is really going to improve too.(絶対にアメリカ生活を楽しむと思うよ。きっと英語もすごく上達するんだろうね。)
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