状況に相応しい「教える」の英語
- 2021年1月21日
多くの方が学校では「教える」の英語は「Teach」として教わってきたと思います。しかし、実際は「Teach」ではなく、状況によっては「Tell」や「Show」を使うことが相応しいことも多々あります。今日はそれらを上手に使い分けできる簡単なルールをご紹介します。
1) Teach
→「(知識や技術を)教える」
「Teach」は基本的に、知識や技術または学問を教える時(教育する時)に使われます。勉強や練習することによって得られるような知識や技術を教える場合に使われます。例えば、先生が生徒に数学や理科を教えるときは「Teach」が使われます。
✔︎「◯◯の仕方を教える」→「Teach how to ◯◯」
・Can you teach me how to cook? (料理を教えてくれますか?)
・I taught my son how to ride a bicycle. (息子に自転車の乗り方を教えました)
2) Tell
→「(情報を)教える」
「Tell」は基本的に、言葉で情報を伝える時に使われます。例えば、電話番号や住所などを教えるときは「Tell」が使われます。「Tell」は「言う・話す」を意味するので、口頭で説明することがポイントになります。
✔︎「◯◯の仕方/行き方/方法を教える」→「Tell how to ◯◯」
・Can you tell me how to get to Shinjyuku Station? (新宿駅の行き方を教えてくれますか?)
・Can you tell me how to use this? (この使い方を教えてくれますか?)
3) Show
→「(見せて)教える」
「Show」は基本的に、見せることで情報を伝えたり、知識を教えたりする時に使われます。「Tell」は口頭のみの説明に対し、「Show」は相手に実際に使い方、やり方、行き方を見せる事で教えることを表します。例えば、「Can you show me how to get to Shinjyuku Station?(新宿駅の行き方を教えてくれますか?)」と尋ねられた場合は、言葉だけで説明するのではなく図で示したり、実際に新宿駅まで連れて行って欲しいといったニュアンスが含まれます。
✔︎「◯◯の仕方/行き方/方法を教える」→「Show how to ◯◯」
・I’ll show you how to use the printer. (プリンターの使い方を教えます)
・Let me show you how to use this. (使い方を教えてあげます)
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