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相手を不快にさせない「お願いの仕方」と「確認の仕方」
- 2021年6月10日
今回は、会社の同僚や友人、クライアントなど、誰かに何かをお願いするときや確認するときに使える丁寧なクッションフレーズをご紹介します。友達同士の日常会話だけでなくビジネスシーンでも使える便利な表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
丁寧にお願いする
When you get a chance
直訳で「チャンスがあれば」となるこの表現は、相手にお願いごとや依頼をするときに使われ、日本語の「時間があるときに○○」や「手が空いているときに○○」に相当します。この表現は一般的に、「When you get a chance, can you ____?」または「Can you ____ when you get a chance?」のように文頭と文末の両方で使うことができます。また、この表現は一般的に急ぎではないお願いごとに対して使われ、「急がなくてもいいですよ」と謙虚な気持ちを表す丁寧なお願いの仕方です。日常会話だけでなくビジネスシーンでも使えるとても便利なフレーズです。
(時間があるときに私の英語の文章を確認してもらえますか?)
・Can you give me a call when you get a chance?
(手が空いた時に電話してくれる?)
・Could you send me an invoice when you get a chance?
(お時間があるときにインボイスを送っていただけますか?)
丁寧に確認をする
Did you get a chance to ____?
直訳で「~するチャンスはありましたか?」となるこの表現は、「Did you ____?(~しましたか?)」と同じ意味ですがより丁寧な響きになります。あらかじめ何かを頼んでおいた相手に、それができたかどうかを物腰柔らかく丁寧に確認する場合に使われます。例えば、あらかじめ確認してほしい書類を送っておいたクライアントに「書類には目を通していただけましたでしょうか?」と確認する場合は「Did you get a chance to look over the documents?」と表現します。ここでは「Did you look over the documents?」と表現することもできますが、多少ストレートな響きになります。もし相手の忙しさなどを配慮した尋ね方をする場合は「Did you get a chance to ____?」を使うほうがいいでしょう。
✔︎文法的には「Have you had a chance to ____?」のほうが正しい表現ですが、日常会話では「Did you get a chance to ____?」と「Have you had a chance to ____?」両方のスタイルが使われます。
✔︎アメリカ人は日常会話で「Did you get a chance to ___」を略して「You get a chance to ____」と表現することがよくあります。
(私のエッセーに目を通していただけましたか?)
・Have you had a chance to review my report that I sent you last week?
(先週送った報告書をご確認いただけましたか?)
・(Did) You get a chance to email everyone about the party this weekend?
(今週末のパーティーについてみんなにメールしてくれた?)
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