学校では教えてくれない「Hello」の使い方
- 2021年7月26日
“Hello”は定番の挨拶フレーズですが、日常会話では挨拶以外にも様々な状況で使われます。言い方や口調、イントネーションやその時の状況で意味が変わってくる面白い言葉なので、“Hello”が持つ様々な意味を覚えておきましょう!
1. 挨拶をするときは“Hello”を使わない? (01:09)
“Hello”は英語で挨拶をするときの定番フレーズとして学びますが、実際、ネイティブは挨拶をするときに“Hello”を使うことはあまりありません。友人に「やあ」と挨拶をするときは“Hey”や“Hi”を使うのが一般的で、“Hello”は“Hello, nice to meet you.(こんにちは、始めまして)”のように、もっとフォーマルなシチュエーションで使われることが多いです。
✔︎会ったことがない相手へのメールやビジネスメールといったEmailでは、“Hello Marina(マリナさん、こんにちは)”のように“Hello”を使って文章を始めることは一般的。
2. 電話を出るときの “Hello”の言い方 (02:21)
「もしもし?」と言って電話に出るときは、英語では基本的に“Hello”が使われます。しかし、身内や仲の良い友人から電話がかかってきたときは、“Hi, mom” “Hey, Andrew” “What up” “What’s up”のように、“Hello”以外の表現が使われます。
また、知らない番号からの電話に出るときは、“Hello?”と語尾を上げて発音します。
3. 電話やZoomの接続が悪いときの “Hello” (05:00)
ZoomやSkypeなどのビデオ通話サービスや電話を使っているときに接続が悪く、相手の声がよく聞こえない、自分の声が相手に聞こえているかわからない、、、といったときは、語尾を上げて“Hello?”と言ったり“Hello, can you hear me?(聞こえる?)”と表現するのが一般的です。
4. 相手の注意を引くための “Hello” (05:34)
自分のことを探している相手に「私はこっちだよ!」と相手の注意を引くときは、“Hello, I’m over here!”のように“Hello”が使われます。
5. イラッとしたときの “Hello” (06:29)
会話中にほかのことに夢中になっている相手に「私の話聞いてるの?」と、ちょっとイラっとしながら尋ねる時にも“Hello”が使われ、この場合は語尾を伸ばして発音します。しかし、知らない相手に対して、注意をひくために語尾を伸ばして“Hello~?”と言う行為は状況によってはかなり失礼にあたるため、使い方には気を付けましょう。
6. 色々な “Hello”の言い方をMarina先生が実演 (09:13)
Marina先生がシチュエーションごとに“Hello”を使分けていますので、ぜひ動画をご覧ください。
挨拶をするとき: Hello(語尾を上げることなく一定のイントネーションを保つ)
電話に出るとき: Hello?(少し語尾を上げる、知らない相手の場合は強く語尾を上げる)
相手に自分の居場所を知らせるとき: Hello!(大きな声で元気よく!)
話を聞いていない相手の気を引くとき:Hello~?(語尾を伸ばす)
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