ゴシップ・ブロガーの演技は……?(5月13日公開)

文/はせがわいずみ(Text by Izumi Hasegawa)

 

© MarVista Entertainment

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 ホラー映画を観た夜は悪夢を見ることが多いのでなるべく避けているが、本作「Most Likely to Die」は、B級臭漂うだけでなく、ネット時代のタブロイド文化を牽引するゴシップ・ブロガー、ペレス・ヒルトンが出演しているので観ることにした。

 高校時代の仲間が久しぶりに集まると、卒業アルバムにそれぞれが「Most Likely to」の後に書いた言葉にちなんだ死に方をしていくというもの。

 仲間の誰が犯人なのか? というミステリーに、それぞれの関係のドラマが絡み、B級ながらもそれなりに楽しめた。

 集まった仲間に有名スターがいることから、ヒルトン演じるブロガーのフレディーは、ビデオカメラを友人達に向ける。そのため、有名ブロガーのゲスト出演のように見えるが、実はヒルトンは、ニューヨーク大学で演劇を専攻した俳優。俳優業よりもブロガーとして有名になったことは、「諸刃の刃で、好影響と悪影響の両方がある」と筆者の問いに答えた。「ブロガーとして見られ、俳優として見てもらえない反面、ブログを使って俳優業の宣伝ができるから」だそうだ。劇中、カメラを向けられた友人はフレディーの生業を理解する反応を示すが、実生活での友人たちの反応を聞くと、「今は2人の子供が親友」とはぐらかした。ただ、親になったことでゴシップに対する見方が変わったとも打ち明けていた。(5月13日公開)

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はせがわいずみ (Izumi Hasegawa)

はせがわいずみ (Izumi Hasegawa)

ライタープロフィール

島根県松江市出身。映画ジャーナリスト・神主。NHKなどのアナウンサーを経て、映画・TV記者に。取材したセレブはのべ5000人以上。スターのインタビューや写真を全世界の媒体に配信する通信社Hollywood News Wire Inc. を経営 (一部をWhatsUpHollywood.comに掲載。動画インタビューはUTBでも放送中!!)。ハリウッドと日本の架け橋としてHollywood-PRを立ち上げ、PR・マーケティング、コンサルタントとしても活動中。
実家が神社(出世稲荷神社)なので神主の資格を持つ。島根県ふるさと親善大使「遣島使」。著書:TV『24』公式解説本『メイキング・オブ 24-TWENTY FOUR-』(竹書房)

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