「Trip」「Travel」「Journey」の違い Hapa 英会話
- 2017年3月3日
基本的に日本語の「旅行」と「旅」は同じ意味ではありますが、皆さんは無意識にそれぞれ状況によって使い分けているかと思います。英語で旅行を意味する単語は「Travel」「Trip」「Journey」がありますが、日本語と同様にこれらは状況によって使い分ける必要があるので、今日はそれぞれの使い方について説明しようと思います。
1) Trip
→「(短めの)旅行」
“Trip”は娯楽やビジネスなど、ある目的のためにどこかへ行って戻って来ることを意味し、『名詞』として使われます。基本的に短期間の旅行のニュアンスがあるので、週末の温泉旅行や、連休の国内・海外旅行を表すときに使いましょう。
✔ 「◯◯へ旅行する」→「Go on a trip to _____ / Take a trip to _____ 」
✔ 「出張」→ 「Business trip」 / 「遠足・見学」→ 「Field trip」 / 「修学旅行」→「School trip」
✔ 「Have a safe trip!」はこれから旅行へ行く人に言う決まり文句で、日本語の「行ってらっしゃい」に相当する表現です。
・How was your trip?(旅行はどうでしたか?)
・I’m going on a business trip next week.(来週出張に行きます。)
2) Travel
→「(一般的に)旅行する」
“Travel”は一般的な旅行を指し、日常会話では基本的に『動詞』として使われます。長期間の旅行や、海外等どこか遠くへ旅行するニュアンスが含まれます。また、「My hobby is to travel.(趣味は旅行です)」や「I love to travel.(旅行が大好きです)」のように趣味を表す時は“Travel”が使われます。
✔ “Travel”は本来「ある場所から他の場所へ移動する」を意味します。例:「Brian travels a lot for work.(ブライアンさんは仕事で色々な所へ行きます)」
「旅行はどうでしたか?」を「How was your travel?」とは言いません。「How was your trip?」と言うので注意しましょう。
・We are going to travel to Southeast Asia for a few months.(数ヶ月間、東南アジアを旅行します。)
・You should travel as much as you can in your twenties.(20代の間に、できる限り色々な所へ旅行したほうがいいですよ。)
3) Journey
→「(長い)旅」
“Journey”は基本的にある場所から他の場所への移動期間を指し『名詞』として使われます。旅行の移動時間を示す時に使われることが多いです。また、日常会話では「旅行」というよりは日本語の「旅」に相当する表現になります。旅から得る教訓・成長・進歩など、結果ではなくプロセスを重視するといった意味の比喩的な表現として使われます。
・Life is a journey.(人生とは旅である。)
・It’s about the journey, not the destination.(重要なのは目的地ではなく、道のりである。)
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