オタクは英語で「Geek」?「Nerd」?
- 2018年2月8日
日本語の「オタク」は英語で「Geek」もしくは「Nerd」と言うことはご存知の方も多いかと思いますが、両者にはニュアンスの違いがあり、それをきちんと理解したうえで使いこなせていますか?そのニュアンスの違いを知らないまま適当に使っていると、気づかないうちに誰かを傷つけてしまったり怒らせてしまったりしかねないので適切に使い分けできるようにしておきましょう!
1) Geek
→「(社交的な)マニア・オタク」
“Geek”は特定の分野に限っては異常なほど詳しいマニアックな人を指します。元々はプログラマーなどのパソコンオタクを表す表現でしたが、今ではパソコンに限らず映画やアニメ、スポーツなど基本的にどんな分野においても使われています。一般的に社交的な人が多いため、Geekであるかどうかを外見で判断するのは難しいのですが、一度Geekのパッションに触れたら、その話題について一方的に喋りまくる人が大概なので、そこから判断できるでしょう。(笑)
✔︎基本的にポジティブな意味合いとして使われる。
・Don’t get me started on Star Wars. I’m such a geek when it comes to that.(スター・ウォーズの話をすると止まらなくなるんだよね。本当にスター・ウォーズのマニアなもんで。)
・George is a little geeky but he’s a fun guy to be around.(ジョージはちょっとマニアックな人だけど、一緒にいて楽しいです。)
2) Nerd
→「(内向的な)オタク」
“Neard”も特定の分野が極端に詳しいことはGeekと同じなのですが、Geekよりも利口な印象がある一方で、会話の中であえて難しい専門用語を用いたりするなど、人付き合いが下手な人を表します。また、Nerdの専門分野に触れても、それについてあまり熱弁しないのがGeekとの違いでしょう。基本的に社交場にいくことは極力避け、熱中している物事に一人で没頭することを好み、外見もオタクっぽい人がほとんどです。
✔︎基本的にポジティブな意味合いとして使われる。
・I guess she’s a little nerdy. She wears glasses and is a bit socially awkward.(彼女は軽いオタクかも。メガネをしていて、人付き合いがちょっと下手なんだよね。)
・You better not make fun of nerds at school. They’re the ones that’ll eventually become your boss.(学校でオタクを馬鹿にしないほうがいいよ。将来あなたの上司になる人たちだからね。)
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