アメリカ人が日常的に使う表現「Ain’t」について
- 2019年8月29日
英語で映画やドラマをよくみる方、まはた仲良しのネイティブの友達がいる方は、「ain’t」と言う表現をよく耳にしませんか?この表現はスラングの中でもちょっと「汚い」ともいえる言い方のため、学校の教科書や一般的な市販の教材で英語の勉強されている方には馴染みがないかと思います。しかしネイティブ同士、特に仲の良い間ではよく使われる表現なので、使うか使わないかは別として、意味や用法だけは覚えておきましょう。
Ain’t
→「〜でない」
「Ain’t」は基本的に「am not」「are not」「is not」「has not」「have not」の全ての短縮系として用いることのできる表現です。しかし実際は「am/are/is not」を短縮する場合に使われるのが一般的です。話し言葉として使う非常にインフォーマルな表現で、特に何かを強調して言いたい状況で用いられます。例えば、既に断ったのにも関わらず、しつこくカラオケに行こうと誘ってくる友達に「How many times do I have to tell you? I ain’t (am not) going!(何回も言ってるでしょ!行かないって言ったじゃん!)」といった具合に使います。しかし、「教養がない」や「下品」などといったマイナスな印象を与えることもあるので、文章を書く時やフォーマルな場での使用は避け、会話でもあまり使い過ぎないほうが無難です。
✔︎「I am not」→「I ain’t」
✔︎「You/They/We are not」→「You/They/We ain’t」
✔︎「He/She is not」→「He/She ain’t」
✔︎「Ain’t」を使った代表的な決まり文句。
「If it ain’t broke, don’t fix it.(壊れていないものを修理するな)」
「Ain’t that the truth.(本当にそうですよね)」
・This ain’t (is not) the right one! I told you to buy the organic kind. You’re so useless.(これちゃうって!オーガニックの買ってきて言うたやんか!自分、ほんま役たてへんな〜。)
・I got in a fight with my girlfriend and she ain’t (is not) talking to me.(喧嘩して彼女が口をきいてくれない・・・)
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