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Howdy Y’all !!!
- 2021年3月26日
皆さんもご存じの通り、3月2日にアボット州知事が10日からマスク着用義務をテキサス州全体で解除し、レストランも100%営業を認めるとしました。この発令に関してバイデン大統領は“重大な間違いだ。科学に基づくべきだ”と批判しています。テキサス州に続いてミシシッピ州のリーブス知事も3日からマスク着用義務を解除しました。すでに16の州でマスク着用義務が撤廃されています。テキサス州では1月25日には2万432、2月26日に1万274と確かに新規感染者が減ってきてはいますが、変異ウイルスの広がりも懸念されているなか、マスク着用義務を撤廃するのは無理があると思います。確かに欧米人はマスクをつける習慣がないうえに、STAY HOMEで我慢をし続けてワクチン接種が始まったとすれば、マスクを外したくなるのは分かります。しかし、連邦政府はまだマスクを外して良いとは言っていません。
日本でも緊急事態宣言が発令されていましたが、どうしても行く必要があり日本に行ってきました。COVID-19 の検査をしないと搭乗できないのですぐに検査を行いました。もちろん成田空港到着時にも検査です。空港の検査は唾液で行うのですが、壁にレモンと梅干しの写真が貼ってある個室で取ります。簡単な人もいれば結構時間がかかる人もいて、大変そうでした。検査結果が出て来るまで待機して、陰性であれば入国手続きをします。飛んでいる便が少ないうえに乗客も異常に少なく、便名の書かれたスタンドの前に乗客のスーツケースが置いてあります。感染拡大防止のため、ターンテーブルの使用はしていませんでした。乗客数が少ないので、入国時の検査は厳しく、各自がスーツケースを引き取るとすかさずビーグル犬がやって来て一人ずつ検査されます。
入国3日後に再検査を受け陰性。その後、各銀行や公的手続きの必要な事務処理をすべて完了すべく動きましたが、COVID-19 の状況下で働いている人が少なく、各事務所で待たされることも多く、一日1カ所しか事務処理が終わらなかったり、必要書類が足らず再度出直すことになったりと意外と時間がかかりました。到着後2週間以内に帰国することはできなかったので、その間に必要なことをすべて済ませてダラスへの帰国準備。日本滞在時は外食なしでしたが、町中ではレストランに人がいるのをかなり見かけました。皆さん外ではほぼ100%マスクを着用しました。週末の中華街やMM21では大勢の人を見かけました。週末は事務処理ができないので、散歩をしていたところ、驚くほどの人混みでした。緊急事態発令下のはずなのに、大丈夫なのかと心配になるほどでした。
帰国日に箱崎からリムジンバスに乗るも乗客3人、成田空港内もほぼ無人。誰もいない成田空港を初めて見ました。各店舗(ユニクロ、レストラン、薬局等)はすべて閉まっています。セブンイレブン、スターバックス、マクドナルドと電化製品店は営業していました。空港ラウンジもお客様はゼロ。働いている方のほうが多かったです。ラウンジでの飲食も携帯でQRコードを読み込みオーダーする方式です。JALラウンジ人気のカレーもお寿司もありましたが、ヒトリボッチはさみしいものがありました。今回の成田空港の様子を実際にニュース映像で配信すれば、人々の注意を喚起できるのではないかと思うくらい異常な光景でした。次に日本に行く際は、安全に大勢の方が移動できるようになっていることを祈っています。
ちなみに私が冒頭で「Howdy Y’all!!!」と書いたのは、テキサン(テキサス地元民)が言う「Hello, Everybody!」もしくは「How do you do? Everybody?」のテキサス訛りです。「Y’ALL Come Back」と最後に言うことも多いのですが、こちらは皆さん、ぜひテキサスに帰って来てくださいねという意味です。
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