お悩み解決
ボディケア
- 2020年8月3日
- 2020年8月号掲載
正しく磨けてる?
口臭、虫歯、歯周病、歯肉炎など、口内の悩みは多い。特にアメリカでは歯科治療費が高額なので、虫歯には気をつけたいところだ。事前に防ぐために、毎日の歯磨きは以下の3つのポイントに注意しながら、1カ所あたり20回以上磨くことが重要。
1.毛先の当て方
毛先を歯面(歯と歯肉の境目、歯と歯の間)にきちんと当てる。
2.力加減
ブラシを歯に当てた時に毛先が広がらない程度の軽い力で磨く。
3.動かし方
5〜10mmを目安に小刻みに動かし、1・2本ずつていねいに磨く。
歯と歯の間、歯と歯肉の境目、噛み合わせの面は歯垢がつきやすいので、歯ブラシの毛先が届くことを意識すると良い。歯と歯肉の境目は上から45度の角度に歯ブラシを当て、細かく前後に動かして磨く。噛み合わせの面は、奥から前に歯ブラシを動かして磨こう。前歯の裏側はカーブしているので、歯ブラシを縦に当て、ブラシのつま先やかかとを上手に使うのがポイント。凸凹とした歯並びの場合は、1本1本に歯ブラシを縦に当てて上下に細かく動かすと、毛先がきちんと歯に当たってうまく磨ける。
歯間ケアは特に注意
歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいため磨きが不十分になり、歯垢が残りがち。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで90%近くの歯垢を取り除くことができる。デンタルフロスを使う際は、まず歯と歯の間にノコギリを引くようにゆっくりと入れる。歯の面に合わせて上下に動かしながら、歯垢をていねいに取り除こう。糸巻きタイプを使う場合は、歯に巻きつけるようにして2〜3回上下にこするとよく取れる。歯間ブラシを使う際は、歯と歯の間にゆっくりと斜めに入れた後、ブラシを水平にして歯の面に沿って2〜3回往復させると歯垢が取れる。
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アメリカではホワイトニングに特化した歯磨き粉が多いが、「Acess」「Acess L」は虫歯や歯肉炎、歯茎の衰えを防ぐことを目的に製薬会社が製造した、歯の健康に特化した商品。抗菌作用やウィルス感染抑制の働きがあるカミツレ、ラタニア、ミルラといった成分が配合されており、歯と歯茎の健康を保つセルフメディケーションができる。研磨剤やフッ素が入っていないので歯へのダメージが少なく、入れ歯を入れている人にも安心。商品に含まれている虫歯予防の成分により、少し塩っぽい味がするのが特徴だ。後味爽やかめが好きな人には、ミント味のAcess Lがおすすめ。
あわせて使って欲しい「Acess Toothbrush」は、歯科医師と共同開発された歯ブラシ。毛が柔らかめに作られているので、歯を磨くだけでなく口内全体に優しくブラシをかけることで、歯茎へのマッサージにもなる。コンパクトなサイズで奥歯までスムーズに届くのも嬉しいところ。
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