「ロード&テイラー」格安販売に参入
ブランド品の割引競争、激しく

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 老舗百貨店「ロード・アンド・テイラー」(Lord & Taylor)が、ブランド品を割引価格で販売するオフプライス店市場に参入する。
 10月25日付のウォールストリート・ジャーナルの記事(“Lord & Taylor Jumps Into Discount Game”)によると、百貨店業界では最近、大手が系列ブランドとしてオフプライス店を始める動きが強まっている。メイシーズも「メイシーズ・バックステージ」(Macy’s Backstage)を始めたばかりで、ノードストローム、サックス、ニーマン・マーカス・グループなどの高級百貨店もこの形式を拡大している。
 ロード&テイラーのオフプライス店は「ファインド・アット・ロード&テイラー」(Find @ Lord & Taylor)と呼ばれ、11月19日にニュージャージー州パラマスに3万平方フィートの第1号店をオープンし、来年は6店舗を加える。
 ロード&テイラーやサックスを所有する「ハドソンズ・ベイ」(Hudson’s Bay)のジェリー・ストーチ最高経営責任者(CEO)は「どの店もこの市場への参入を望んでいるが、うまく行かないこともあり、看板を出して値段を下げればいいというものではない」と慎重に話す。
 実際、先駆けとなった店の多くはすでに姿を消しており、ローマンズは2014年に実店舗を閉鎖して今はオンライン専門で小規模に展開。ファイリーンズ・ベイスメントとその親会社シムズは11年に業務を停止している。
 現在オフプライス業界で成功しているのは、TJマックス、マーシャルズ、ロス、バーリントンなどで、ブランド品の大幅な値引きと頻繁な商品の入れ替えでリピート客を集めている。
 投資銀行スティーフェルのアナリストは「宝探しと同じで、店で何が見つかるかは分からない。消費者にとってそういう不規則な楽しみは最も病みつきになりやすく、人々がカジノに行くのと同じ原理」という。
 オフプライス店はそういった興奮に加え、多忙な人でも短時間で買い物をしやすいすっきりした店内と継続的な低価格を提供しており、百貨店に比べて特売や値引きへの依存度も低い。

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