佐藤美玲 アメリカ再発見

もう一度、初めてアメリカに来たい...。そう願うライターが、旅を通して、アメリカを再び学ぶシリーズ。この国のランドスケープと人間がつむぐ歴史、文化、アイデンティティーを探ります。

カテゴリー:アメリカ再発見(佐藤美玲)

  • シリーズアメリカ再発見㊾
    ネブラスカの春〜北米最大のツルの飛来地を訪ねて

    アメリカのほぼど真ん中にあるネブラスカ州。そのまたほぼ真ん中を流れるプラット川(Platte River)。ここに北米最大の、カナダヅル(Sandhill Crane)の飛...
  • シリーズアメリカ再発見㊽
    地球は回っている
    ハワイ島マウナケアの日の出

    ホテルから迎えのバンに乗り込んだのは、午前1時半過ぎ。暗闇の中、バンは出発した。向かう先は、マウナケアだ。標高4205メートル、太平洋で最も高い山である。その山頂で、日の出...
  • シリーズアメリカ再発見㊻
    Healdsburg  花と紅葉のソノマ紀行

     ソノマといえば、ナパと並んで、北カリフォルニアのワインカントリーの雄。オークランドに5年住んだ私にとっては、もう何度も行ったからいいや、と心のタンスにしまいこんだ場所だっ...
  • シリーズアメリカ再発見㊺
    秋は砂漠で遊べ! フェニックス

     アリゾナの州都フェニックスは、国立公園グランドキャニオンや、人気の観光地セドナへ行く「玄関口」だ。空港の中にある便利なレンタカーオフィスから、車を借りて、一直線に目的地へ...
  • シリーズアメリカ再発見㊹
    FIESTA! サンアントニオ

     サンアントニオ到着は夜になってしまった。南部を襲った嵐の影響で、飛行機がだいぶ遅れたからだ。小雨も降っていた。でも、せっかくの「フィエスタ」の夜。サンアントニオが1年で一...
  • シリーズアメリカ再発見㊸
    アートで再生! デトロイト

     「Detroit is coming back」。デトロイトは復活するよ。  4年前にこの街を訪れたとき、会う人は皆、そう言っていた。2012年のことだ。 ...
  • シリーズアメリカ再発見㊷
    夏も砂漠で遊べ! パームスプリングス

     南カリフォルニアのパームスプリングスが一番にぎわうのは、避寒客が殺到する冬だ。でも「砂漠のオアシス」と呼ばれるだけあって、夏のパームスプリングスも輝いている。 ...
  • シリーズアメリカ再発見㊶
    ハワイ島 マウナラニの息吹

    活火山がうごめき、黒い溶岩が大地を這う。ハワイ島(ビッグ・アイランド)は、生きている。ハワイを形成する6つの島の中で、一番年齢が「若い」。まだ、たったの70万歳。島には、命が、息吹...
  • シリーズアメリカ再発見㊵
    ウィスコンシン
    チェリー漬けの日々

    東にレイク・ミシガン、西にグリーンベイ。湖と湾に囲まれた半島に、赤くて甘酸っぱいタルトチェリーが実をつける。名物料理「フィッシュ・ボイル」の、燃えさかる炎。夕暮れの湖面に向かって小...
  • シリーズアメリカ再発見㊴
    中西部 飲み旅!
    ミルウォーキー編

    「YEEーHAW!」周りから、一斉にカウボーイのような歓声がわいた。産まれたばかりの赤ちゃんと初めて対面するような気持ちで、待つ私。ウェイトレスが、ベイビーを抱えて歩いてきた。赤ち...
  • シリーズアメリカ再発見㊳
    ニューオーリンズ
    水と食と生と死と 〜後編

     私は朝型人間ではない。けれど、旅先で、早朝の盛り場を歩くのは好きだ。道ばたに積みあがったゴミ袋、残飯にたかるカラス、疲れた顔で家路につくバーテンダーやミュージシャン……。そして、...
  • シリーズアメリカ再発見㊲
    ニューオーリンズ
    水と食と生と死と 〜前編

     私がジャズに目覚めたのは十代の半ばだった。といっても、プレーするわけではなく、聴く専門。自分の鼓動、ジャズこそオーガズムだ、と、そんなことまで言ってまわっていた気がする。ジャズが...
  • シリーズアメリカ再発見㊱
    Old is New… フロリダ デイトナビーチ

     フロリダのオーランドから、北東へ約1時間半。モータースポーツの聖地として世界に名高い、デイトナビーチ。長く続く海岸線で、大西洋の海とかたい砂が織り成す、虹色のマジックに浸った。...
  • シリーズアメリカ再発見㉟
    宇宙に一番近い場所 オーランド

     ロサンゼルスを深夜に発った飛行機は、フロリダに近づくにつれて、乱気流のせいか揺れがひどくなった。きっと地上には雨が降っているのだろう、窓からは灰色の厚い雲しか見えない。 ...
  • シリーズアメリカ再発見㉞
    カメラで歩く絶景のシカゴ

     シカゴが好きだ。もう何回訪れているか分からない。毎回、新しいものを見るというより、同じ場所をただ、ぶらぶら歩く。自分がシカゴにいるという、それだけで十分わくわ...
  • シリーズアメリカ再発見㉝
    アイオワ 農業地帯をゆく

    豊かに蛇行するミシシッピ川。トウモロコシ畑に落ちるピンク色の夕日。父と子が心を通わせるグラウンド……。アメリカ有数の農業地帯、アイオワを旅した。...
  • シリーズアメリカ再発見㉜
    真昼のラスベガス&ストリップ最新情報

     景気後退をきっかけに、「カジノとギャンブルの街」から、ショッピングにスパにレストランにと「エンターテインメント盛りだくさんの観光地」へ、大脱皮を遂げたラスベガス。それもすっかり定...
  • シリーズアメリカ再発見㉛
    A River Runs Through…
    テネシー州チャタヌーガ

    ティナ・ターナー、ドリー・パートン、ベッシー・スミス、エルビス・プレスリー、ジャスティン・ティンバーレイク…。多くのミュージシャンを生み出してきた、にぎやかで心を揺さぶる音楽の都。...
  • シリーズアメリカ再発見㉚
    胃袋がいなないた!
    ケンタッキー 馬とバーボンの旅

    「秘密は水なんですよ」と、地元の人は言う。ライムストーン(石灰石)を多く含むこの地の水は、飲む者を、強くたくましくする。王者モハメド・アリを、幾多のダービー馬を、そして、極上のバー...
  • シリーズアメリカ再発見㉙
    冬は砂漠で遊べ! ランチョ・ミラージュ編

     ロサンゼルスから東へ、車で約2時間。抜けるような青空とパームツリーに囲まれた、ランチョ・ミラージュに到着する。寒冷地から来た人なら、文字通り、蜃気楼か幻影の街に降り...
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  3. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  4. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
  5. 私たちは習慣や文化の違いから思わぬトラブルに巻き込まれることがあり、当事務所も多種多様なお...
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    アドベンチャー
    山の中の野花 今、私たちは歴史上経験したことのないチャレンジに遭遇している。一つは地球温暖化...
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    名古屋駅でホストファミリーと涙の別れ(写真提供:名古屋市) 以前に、たとえ短期であっても海外...
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