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シャツの裾をズボンに入れる
そんな彼は「前向き」な性格?
- 2015年11月5日
- 2015年11月20日号掲載
シャツの裾をズボンの中に入れる(タックする)スタイルを好む男性は、総じて前向きで外交的な生き方をする傾向にあるという調査報告を、下着メーカー大手のフルート・オブ・ザ・ルーム(Fruit of the Loom)が発表した。
9月15日付のPRニューズワイヤー(“New Survey Uncovers, Men Who Tuck Are Happier, More Successful, And Generally More Optimistic”)によると、フルート・オブ・ザ・ルームは最近裾をズボンに入れやすいアンダーシャツ「ステイ・タックト・クルー(Stay-Tucked Crew)」を発売したのを機に、「タックの効果(Tuck Effect)調査」を実施した。
25~60歳の男性1000人以上を対象に、幸福度、楽観性、社会性、所得、人間関係という人生で重要と思われる5つの要素について尋ねた結果、どの要素もタックする男性(タッカー)の方がしない男性(ノンタッカー)より高いという結果になり、公私ともに成功する傾向が強いことが分かった。
たとえば、タッカーは仕事で幸福感を感じている人が60%以上とノンタッカーを上回ったほか、社交的と答えた人も10%多く、将来を楽観する傾向も22%高かった。また、所得は19%多く、「よくデートする」と答えた人も8%多かった。
フルート・オブ・ザ・ルームは、タックすることは単なる習慣ではなく生き方であり、それを推進したいと考えている。
ブランド・コミュニケーション担当責任者のブライス・ヨンツ氏は「当社は素晴らしいタックは正しい下着選びから始まることを知っており、だからステイ・タックト・クルーを作った」と話した。
全米を見ると、週に3日以上シャツをタックする男性は49%と半分以下。ノンタッカーと時々しかタックしない人を合わせると78%に上り、フルート・オブ・ザ・ルームはこれらの男性を触発するため、タック効果を学べるサイト(TuckEffect.com)を開設している。
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