文末にくる「Though」の役割
- 2018年7月28日
ネイティブの会話の中で、文章の最後に「though」という単語を付け加えている場合があるのはお気づきでしょうか?気づいてはいるが、どのような意味合いとして使っているのか疑問に思ったことのある方も少なくないのでは?英会話をより自然にする1つのテクニックにもなり、用法も非常に簡単なので是非マスターしておきましょう!
既に述べたことに関連した付加情報を付け加える際の「〜だけどね」
“Though”が文末で使われる場合、前述した内容に関連した別の情報(ちょっとした事実や自分なりの意見など)を補足していることを示しており、howeverと同様「しかしながら」や「けれども」といった意味合いになります。例えば、「今日は天気がいいね。ちょっと肌寒いけど。」と言いたいなら「It’s a beautiful day today. It’s a little chilly, though.」になります。
相手の誘いや依頼を感謝しながら断る際のお決まりフレーズ「Thanks, though」
また、何かしらの誘いや親切な提案に対し、オフォーをしてくれたことには感謝しながらも断りたい場合は「Thanks, though」という言い方がよく使われます。例えば、友達に「手伝ってあげようか?」と言われた時に「It’s OK. Thanks, though.(大丈夫。でもありがとうね)」と遠慮したり、「今夜、一緒に来る?」という誘いに「I’m busy tonight. Thanks, though.(今夜忙しいんだ。でも誘ってくれてありがとう」と断ったりします。
A: How was New York?(ニューヨークどうだった?)
B: It was amazing! It’s a vibrant city with so much to do. It was a pretty dirty, though.(最高だったよ!活気があって飽きない街だよ。ただ結構汚かったけどね。)〜会話例2〜
A: I forgot my running shoes. Do you have an extra pair?(ランニングシューズ忘れちゃった。ランニングシューズ余ってない?)
B: Yeah. Try these on. It might be a little big, though.(あるよ。これ履いてみなよ。ちょっと大きいかもしれないけど。)
〜会話例3〜
A: Do you like to play golf?(ゴルフは好き?)
B: I love golf. I’m not that good, though.(大好きだよ。そんなに上手じゃないけどね。)
〜会話例4〜
A: Do you want me to take you to the airport?(空港まで連れて行ってあげようか?)
B: It’s OK. I’m going to take an Uber. Thanks, though.(ううん、大丈夫。Uberで行くからさ。でもありがとうね。)
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします