Howdy Y’all !!!

皆さんの地域も暖かくなり、春の訪れを感じているところでしょうか。2021年2月にテキサスを襲った大寒波はすでに記憶の彼方かもしれませんが、思わぬところで傷跡を残していました。毎年4月になると咲き乱れるテキサス州花のブルーボネットが、今年はほとんど咲いていません。高速道路脇やブルーボネットフェスティバルで有名なEnnisでも、Hillsideにはまったく咲いていない状況です。通年であれば、丘全体にブルーボネットとワイルドフラワーが、緑の芝生の中から湧き上がるように可憐な花を咲かせているはずなのですが、今年は花もなく、春になってからも薄寒い日が続きました。やっと暖かくなって来たと思ったら今度は雷雨到来で、1回目はゴルフボール大、その1週間後にはソフトボール大の雹(ヒョウ)に降られるなど、2021年は春になっても散々なダラスです。

通常の場合は多少の雨や大風が吹いても物件内覧には行きますが、トルネードと雹の予報が出た場合はすべてキャンセルとなります。基本的にお天気予報は週間予報を見たうえで毎朝晩確認していますが、トルネードアラートが出た場合はすぐにFBでクライアントや友人たちにも知らせるようにしています。会社にある駐車場がコンクリートの屋根付きであれば、帰り道で雹に降られるよりも会社にいたほうが安全な場合もあります。各会社ごとにトルネードが発生した場合の避難エリアもありますので無理をして帰宅するよりも会社で避難したままの方が良いケースになります。2019年にトルネードがダラスアップタウンでタッチダウンした時は、高級住宅地のかたわらを通り、高速道路にあわや接触となり大騒ぎになりました。

2020年はSTAY HOMEにも関わらず、物件の売れ行きは好調でした。2021年の2月後半以降、セラーマーケットがより進んだ感じで、ダラスの物件はリスティングプライスよりも平均して3〜5万ドル高くオファーを入れないと他のオファーコントラクトの中から勝ち残ることができません。なかには10万ドル以上高く売れた物件もあります。

各物件のリスティングも木曜日にマーケットに出して、オープンハウスを週末に行ない月曜日5時にはオファーのデッドラインとするなど、短期間で物件売買が進んでいます。オープンハウスには40家族以上が内覧しに来ることもあり、ソーシャルディスタンスを取るために3家族ずつしか家に入れない、資料はすべて印刷済み、家に入る時に渡されて出口は裏庭から出るなど感染しないように対策は取られていますが、内覧に来る人の多さに驚きます。1軒当たり平均して15〜20件のオファーが入っているようです。このセラーマーケットがいつまで続くのか分かりませんが、夏に向かって物件の数が増えてきているのは、周りの物件が高く売れているのを見て自宅を売る気になったオーナーがいるからだと思います。家の中すべてをリノベーションしてマーケットに出すオーナーも多くいます。マーケットが高騰してきていますが、ダラスエリアは他州に比べるとまだ手頃な値段で物件が購入できます。皆さんも一度ダラスの物件を見にいらっしゃいませんか?

ちなみに私が冒頭で「Howdy Y’all!!!」と書いたのは、テキサン(テキサス地元民)が言う「Hello, Everybody!」もしくは「How do you do? Everybody?」のテキサス訛りです。「Y’ALL Come Back」と最後に言うことも多いのですが、こちらは皆さん、ぜひテキサスに帰って来てくださいねという意味です。

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山田由美 (Yumi Yamada)

山田由美 (Yumi Yamada)

ライタープロフィール

テキサス州ダラスの不動産エージェント。ダラス地区不動産に関する賃貸、売買をはじめ、商業物件、事務所、不動産投資まで幅広くサポート。リフォームや不動産管理も手がけ、ダラスの不動産事情に通じている。

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