樋口ちづこ 極苦楽ライフ

カリフォルニア在住のエッセイストが、日々のできごとや考えたことを通して、アメリカ生活のつらさ、楽しさ、人の温かさと哀しさ、そして笑いをつづります。

カテゴリー:極苦楽ライフ

  • 第51回 茶色の丘

     若さはいい。恐れを知らない。少々のことは乗り切れることを無意識の内に知っている。無意識の反応や行動は、純粋で正直だから原動力がある。誰にでも若い時があったはず。私も若い頃...
  • 第50回 いつか帰りたい

    あ、しまった! 飛行機を間違えて日本に帰ってきてしまった! どうしよう。私は一瞬、ギョッとした。空港から街に行くバスの中だった。大失敗だ。あんなに憧れて何年も待ち、とうとう...
  • 第49回 旅

     仕事柄、いろいろな所に行くのは、あるいは行けるのは、恵まれていると時々思う。私の住むロス郊外のオレンジカウンティーは、典型的な郊外住宅地だ。明るく爽やかな平穏さと...
  • 第48回 テスト

     米国では専門職として働くのに、色々なライセンスがある。一度そのライセンスを取れば生涯有効のものもあれば、何年か毎にテストを受け、更新しなければならないものもある。...
  • 第47回 一人の意志

     渡辺和子さんが昨年12月30日、帰天された。89歳だった。まさに天寿を全うされたと言って良いだろう。その著書「置かれた場所で咲きなさい」という小さな本はなんと二百万部も売...
  • 第46回 黙って読む教科書

     数カ月の間に二人の親しい知人をあの世に見送った。庭に生息する小さな虫さえ動かなくなるのを見るのは寂しいものであるが、それが人間なら寂しさはひとしおである。人は意思疎通があ...
  • 第45回 レディーに なりたい

     家の売買という仕事柄、実に多種多様の人と一緒に仕事をすることになる。働かせてもらったお客様の中には記億にくっきりと残る人もいる。ファーファンもその一人だった。  仕...
  • 第44回 人生の第二楽章

     1本のメールが入った。高校の同窓会があるから日本に帰って出席してみませんか、と書かれていた。出身地の山口県萩市には、高校が4つある。その合同同窓会が東京であるという。4年...
  • 第43回 目で見る思い出

     12月は庭の花も枯れ、外の楽しみは失せるが内なる楽しみが待っている。その一つがモミの木市場。入荷したばかりの木々は枝を空に突き立て、あの体の中を駆けぬける清々した木の香り...
  • 第42回 お金という友人

    お金の過食症、拒食症という表現をどこかで見た時、なんてピッタリの表現かと感嘆したことがある。私たちはお金の話は下品だとして、あまり話さない。まるで、この世の中にはお金というものがな...
  • 第41回 スーザンのベンチ

     大平洋の大海原が目前に広がるラグナビーチの高台。ここは私が一番好きな場所。陽光が天から降りそそぐ。真っ青な海は水平線まで吸い込まれるようだ。頭上の青空はそのまま宇宙へ舞い上がって...
  • 第40回 ロールモデル

    8年前の11月4日、珍しい雨の朝、私は近所の家の車庫に設置された投票所に行った。初めて手にした選挙権で米国史上初の黒人大統領候補に1票を入れた。庶民的な雰囲気の中の原始的行為だった...
  • 第39回 明日はわが身かホームレス

     ロサンゼルスの下町に我々がリトル東京とよんでいる日本人コミュニティーがある。20 世紀初頭に渡米した最初の日本人移民たちが住んだ古いビルも残されているから、当時の苦難の歴史が偲ば...
  • 第38回 パールの ネックレス

     私は、ここぞという踏ん張り時に人に会う時、必ず身につける物がある。書類に向かう時は身が引き締まる黒のスーツを着る。重要な面談の時にはレディーらしい上品で華のあるドレスを着る。そし...
  • [お知らせ]「極苦楽ライフ」が本になりました! 樋口ちづ子「花だから咲く」幻冬舎刊

     フロントライン誌で「極苦楽ライフ」を好評連載中の樋口ちづ子さんが、本を出版しました! タイトルは、「花だから咲く ゼロからはじめたアメリカ極苦楽ライフ」。幻冬舎から、5月...
  • 第37回 モネの庭

     本当はゴッホが亡くなったあの黄色い家に行きたかったのに、乗るツアーバスを間違えた。成人した娘と2週間パリで過ごした時のことである。フランス語をもっと勉強しておけばよかったと悔やむ...
  • 第36回 ケンカの報告

     若かった頃、私には苦い想い出がある。  その頃住んでいたラスベガスは24時間眠らない街だから、ホテルの仕事は24時間シフトであった。夫婦共稼ぎをしようと思えば、二人が...
  • 第35回 抱かれて死にたい

     死は他人には訪れても、自分の死はいつも遠い所にあるものだ。自分だけは死なない気さえしている。そんなバカなことはあるはずがないが、自分がこの世から居なくなるという事実を受け入れるの...
  • 第34回 しあわせな3日間

     ロサンゼルス郊外のコスタメサ市にセガーストロムコンサートホールがある。ロサンゼルスのダウンタウンにあるディズニーコンサートホールと並び、音響効果の優れた、素晴らしいホールである。...
  • 第33回 いい男 ②

     仕事をしていると、時に、それだからこそ出会える人がある。  LAから車で2時間北上すると砂漠のど真ん中にパームデールという小さな町がある。この町はずれに、30年も前に4エー...

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    第167回 洗脳 VSメディア・リテラシー②

    前回、この12年間でアメリカのメディアで一番視聴されているFox Newsは、CNN とMS...
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    頂上から滝壺まで歩いていける オレゴン一の高さマルトノマ滝  サスティナブルで、グリ...
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    3人の起業家たち それぞれのサクセスストーリー

    コツコツ取り組んでいれば チャンスは必ず訪れる Maruhide Marine Pr...

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