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過去の記事一覧
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第26回 いつか会える
今は本の注文はインターネットでできる。電子書籍もある。知識や情報は渇望と意欲さえあれば得られる時代になった。それでも、紙世代の私には、手垢の付いた本を手元に置く楽しみは捨てがたい... -
裏ななつ星紀行~高野山編 第ニ話
現在、我が家には二匹の猫がいる。オス猫の「ヒース」は、れっきとした血統証付きのアメリカンショートヘアである。今年十歳になった。生後三ヵ月くらいのときに近所のペットショップ... -
シリーズアメリカ再発見㉞
カメラで歩く絶景のシカゴシカゴが好きだ。もう何回訪れているか分からない。毎回、新しいものを見るというより、同じ場所をただ、ぶらぶら歩く。自分がシカゴにいるという、それだけで十分わくわ... -
第2回「ただ壊すってのは芸がない」
そもそもアメリカの住宅の平均寿命は55年と日本の30年よりかなり長い。さらにポートランドと、東京に戻った時に住んでいる渋谷区のあたりでは、それこそ街並が違いすぎて一概に比較できな... -
“Live Your Dream”
「夢を生きる テイラー・アンダーソン物語」レジー・ライフ監督に聞く東日本大震災で犠牲になったアメリカ人、テイラーさん(当時24歳)の生涯を、家族や恋人、友人、JETの教師仲間や同僚たちの言葉で振り返るドキュメンタリー映画が、「Live ... -
第81回 犬を助けるということ(後編)
先日も職場で、同僚たちが一生懸命になって、飼い主を失くした犬の家探しをしていました。ペットストアや動物病院などの掲示板は「家族募集中」のホームレス犬たちのポスターで溢れ、また、P... -
第33回 寄付金集め
4月のある日、ニナの中学に迎えに行くと、ドライブウェイにながーいストレッチリムジンが停車していた。おかげで、迎えの車は大混雑。プロムでもあるまいし、一体誰がこんな時間帯にリム... -
裏ななつ星紀行~高野山編 第一話
子どものころには、家の近所でもしばしばお遍路さんの姿を見かけた。いまでもおぼえているのは年齢不詳の小柄な女性で、白装束に菅笠、杖をついて、手には小さな鈴を持っていた。顔は... -
第25回 プラントだけ下さい
春先は桜見物に米国から日本に帰る人が多い。あの白でもない、ピンクでもない「桜色」としか形容できない花に、我々は長年心を奪われてきた。一輪でも可憐な風情がいとおしく、一枝にたわわに... -
第28回 ナチュラルなブドウ、
自然派のワインは存在するか(2)アメリカ、つまりはカリフォルニアでのワイン作りは「蔵から」始まる。ブドウ栽培から手がけるワインメーカーは少なく、通常は栽培農家からブドウを買い付け、醸... -
第1回「古くたっていいモノはいい」
オレゴン州ポートランドと東京を行き来して生活している私は「ポートランド!いいところですね、羨ましい」とよく言われる。この緑の多いエコシティは、環境といい規模感といい心地よい都市だ... -
第44回 世界の大学教育-
米国流の急激な広がり大学生の急増 英エコノミスト誌は、「大衆向けの高等教育は米国で19世紀に始まり、20世紀には欧州と東アジアに広がり、現在ではサハラ以南のアフリカを除く世界のほぼ全域で見られ... -
第80回 犬を助けるということ(前編)
15年前、人間によってこの上ない虐待を受け、後に無事保護されたにも関わらず、結局行き場がなく、安楽死寸前のところで救出されたジュリエットと出会いました。それがきっかけで、私は動物... -
第19回 もし日本的人事・労務慣習をアメリカで実践したら…②
日本では2013年から施行された改正高年齢者雇用安定法によって、「定年の引き上げ」「再雇用など継続雇用制度の導入」等を推奨していることから、65歳への定年延長などが話題となってい... -
第32回 個性的な教師たち
ノアがもうすぐ義務教育を卒業するという節目に、過去の担任教師について思いを巡らせた。小学校1年時で最初の担任として登場したのが日系人のミセス・岩下。1年と2年の複式学級で、ノ... -
シリーズアメリカ再発見㉝
アイオワ 農業地帯をゆく豊かに蛇行するミシシッピ川。トウモロコシ畑に落ちるピンク色の夕日。父と子が心を通わせるグラウンド……。アメリカ有数の農業地帯、アイオワを旅した。... -
プロダクション・コーディネーター
番地 章「状況に臨機応変に対処し 心折れずに取り組む資質が必要」 テレビ番組の依頼を受けて、リサーチに始まり、アポ取り、取材陣の旅の手配、インタビュー、通訳、運転が私の仕事ですが、...