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カテゴリー:トラベル・趣味
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シリーズアメリカ再発見㊽
地球は回っている
ハワイ島マウナケアの日の出ホテルから迎えのバンに乗り込んだのは、午前1時半過ぎ。暗闇の中、バンは出発した。向かう先は、マウナケアだ。標高4205メートル、太平洋で最も高い山である。その山頂で、日の出... -
シリーズアメリカ再発見㊻
Healdsburg 花と紅葉のソノマ紀行ソノマといえば、ナパと並んで、北カリフォルニアのワインカントリーの雄。オークランドに5年住んだ私にとっては、もう何度も行ったからいいや、と心のタンスにしまいこんだ場所だっ... -
シリーズアメリカ再発見㊺
秋は砂漠で遊べ! フェニックスアリゾナの州都フェニックスは、国立公園グランドキャニオンや、人気の観光地セドナへ行く「玄関口」だ。空港の中にある便利なレンタカーオフィスから、車を借りて、一直線に目的地へ... -
シリーズアメリカ再発見㊹
FIESTA! サンアントニオサンアントニオ到着は夜になってしまった。南部を襲った嵐の影響で、飛行機がだいぶ遅れたからだ。小雨も降っていた。でも、せっかくの「フィエスタ」の夜。サンアントニオが1年で一... -
シリーズアメリカ再発見㊸
アートで再生! デトロイト「Detroit is coming back」。デトロイトは復活するよ。 4年前にこの街を訪れたとき、会う人は皆、そう言っていた。2012年のことだ。 ... -
シリーズアメリカ再発見㊷
夏も砂漠で遊べ! パームスプリングス南カリフォルニアのパームスプリングスが一番にぎわうのは、避寒客が殺到する冬だ。でも「砂漠のオアシス」と呼ばれるだけあって、夏のパームスプリングスも輝いている。 ... -
裏ななつ星紀行〜古代編
万葉ゆかりの地を訪ねて 葛城・宇陀の旅
第五話『万葉集』には、春菜摘みの歌が数多くおさめられている。もともと草摘みは、天候の安定や豊作や村落の平穏無事などを祈願するために、共同体的秩序のもとで行われる予祝的な神... -
裏ななつ星紀行〜古代編
万葉ゆかりの地を訪ねて 葛城・宇陀の旅
第四話古代の自然観においては、天候や気象もしばしば霊的なものとのつながりにおいてとらえられていた。彼らにとって自然は、多分に神的なものだったのだ。前回もご紹介した、磐姫皇... -
アメリカ エネルギーロードを往く
ニューメキシコ編いつからエネルギーのことを考えるようになったのだろう。そんなことを思いながら走っていると、車はいつの間にかテキサスからニューメキシコへ。その南東にある街、カールスバ... -
裏ななつ星紀行〜古代編
万葉ゆかりの地を訪ねて 葛城・宇陀の旅
第三話ところで万葉ゆかりの地とは、どこをさすのだろう。『万葉集』におさめられた歌は吉野から太宰府まで、さまざまな場所で詠まれており、東歌のように場所の特定が難しいものも多... -
シリーズ世界へ! YOLO⑲クロアチア紀行
森とワインと国境と…クロアチア共和国の首都、ザグレブの空港に降りたのは、もう夜遅い時間だった。大雨の中、3時間ドライブして、小さな村に着いた。クロアチア東部に広がるスラボニア地方、ポーツェガという村だ... -
裏ななつ星紀行〜古代編
万葉ゆかりの地を訪ねて 葛城・宇陀の旅
第二話『万葉集』が成立したのは八世紀後半と推定されている。この時代の日本について、少し調べたことを書いておこう。朝鮮半島の百済から日本に仏教が伝来したのが、一応、五三八年... -
日本の秘湯 松川温泉 松楓荘
東京から東北新幹線に乗って盛岡へ、そこから車を借りて秘湯の宿がある松川温泉に向かう。晩春の岩手、遅咲きの桜が残る盛岡駅から高速と下道で約40分。雪を疎らにかぶった岩手山を左手に見な... -
裏ななつ星紀行〜古代編
万葉ゆかりの地を訪ねて 葛城・宇陀の旅
第一話いつか来たいと思っていた万葉ゆかりの地。『裏ななつ星』で訪れることになるとは、やや意外である。このプロジェクトには二つ、または三つの必須条件がある。というか、ぼくた... -
彼の国を憂いて 〜 築地市場
日本に帰るたびに必ず訪れる場所がある。東京の下町で育った自分には、その場所の持つ風情や活気が、とても居心地良く感じるからだ。新しくもなく、古すぎずもしない。そこには、いい感じのリア... -
裏ななつ星紀行~紀州編 第八話(最終回)
白浜では適当なホテルを見つけることができなかったので、小平さんの知り合いのご厚意で、会社の保養所のようなところに安く泊めてもらう。食堂の広い窓の外には、夜の太平洋が広がっ... -
アメリカ エネルギーロードを往く
テキサス編ミッドランドへ 旅の出発地、テキサス州ミッドランドへ向かう。アメリカでは1920年代から石油の採掘が始まり、第二次大戦後は2度目のブームを迎え、70年代に起こったオ... -
裏ななつ星紀行~紀州編 第七話
翌日は普通列車で那智に向かう。一時間ほどあるので近くを散策。写真を撮りながら歩いていると、中上健次の生誕の地に行き当たった。JRの線路と踏切のすぐ脇で、いまはコンクリート...